【土地なし注文住宅】建設の流れと方法!かかる建設期間は?

土地なしでも注文住宅で建てるトレンドの流れとかかる期間 不動産関係

永い人生において、自分がイメージした家を持ちたいと思うのはごく普通の感情です。

そこで、

疑問
疑問

「家が欲しいけど、どう進めていけばいいの?」

???
???

「注文住宅が良いけれど、家を建てる流れがわからない!」

???
???

「家が建つまでにはどれくらいの期間がかかるのかな?」

などのあなたの疑問や悩みを解決します。

『注文住宅』は、できあがった建売住宅を買うよりもちょっと面倒で期間がかかるのは事実です。

しかしながら、
自分がイメージした立地・間取り・デザイン・機能性など家族が「こんな家に住みたい!」と望むマイホームを手に入れることができます。

ですから、家づくりは、
家族の大きなイベントとして、イメージから土地探し、そして家が建ち始めるその瞬間、瞬間を実際に楽しんで頂きたいものですね。

そこで、この記事では、
注文住宅を建てるまでのトレンドな全体的な流れ、引き渡しを迎えるまでの期間について解説します。

注文住宅でマイホームを建てたいと検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。なお、本ページはプロモーションが含まれています。

注文住宅の一般的な流れ

マイホームを持ちたいと考えている人の中には、

「注文住宅で家を建てたいけど、流れがわからない!」

とお悩みの方は少なくありません。

そこで、
『注文住宅の一般的な流れ』について説明しますね。

図をご覧ください。

『注文住宅の一般的な流れ』についての説明図、10項目

ご覧のように、
『注文住宅』の場合、一般的には、
①土地や建築の予算を設定する
ことから始めます。

まず、貯金残高、年収、将来のライフプランなどを見据えて、「希望の土地に、どれくらいの金額までなら家を持てるか?」を設定するのが普通です。

次に、
②住まいのイメージを考える
ことになります。

例えば、子供が2人いる場合、

「リビングの他に、最低2部屋が必要だな!」
「将来、親と同居するから1部屋は和室で3LDKがいるな!」

とか普段の生活をイメージすることが大切ですね。

そして、
③建築会社を探す
という流れになり、建築会社の担当者などと打ち合わせを重ねることで夢が現実化していきます。

しかし、不動産関係者以外の普通の方には、
希望の土地の値段相場もわかりませんし、うわものの家の建築予算がどれくらいかかるのかもわからないと思います。

そのため、
最近の注文住宅のトレンドは、早い時期に建設会社を探す方が増えてきています。

つまり、
不動産のプロと一緒になって早期から相談に乗ってもらうことで実現の可能性を詰めて、夢のマイホームを希望の価格で購入できるようになります。

しかも早期から相談しているため期間も短縮できますからね。

では、そのトレンドの流れを紹介します。

注文住宅で建てるトレンドの流れとかかる期間

それでは、
『注文住宅で建てるトレンドの流れ』について説明しますね。

図をご覧ください。

『注文住宅で建てるトレンドの流れ』についての説明図、9項目

まずは、
①住まいのイメージを考える
ことから始まります。

そして、
②建築会社を探す
早い段階から建設会社を探して、土地や間取り、いろいろな希望を提案できるようになっています。

注文住宅で建てるトレンドの流れ

それでは、各項目について内容を説明しますね。

①住まいのイメージを考える

「住まいのイメージ」といっても何を考えればいいのかな?

と迷ってしまう方もいると思います。

イメージづくりでは、
家を建てる場所
間取りの希望
外観のデザイン
など、どんな家を建てたいかという希望を家族で考えます。

なお、次の3つの作業を進めておくと、ハウスメーカーを選んだり相談したりする際にスムーズになりますよ。

✅家を建てる土地を2~3カ所決めておく
・△駅から〇分以内の場所
・川から離れた高台の場所
など

✅部屋の数や間取り、外観デザインのイメージを作る
・事例集を見て、理想に近いものを参考にする。
・新しい家が多く建ち並ぶ住宅街の外観デザインを観て参考にする。
など

✅こだわるポイントを家族で話合う
・地震に対して、免振または制振構造にしたい
・天井は高くしたい
・収納場所を多くしたい
など

②建築会社を探す

「建築会社」といっても、全国規模のハウスメーカーもあれば地域密着型の工務店などもあり様々です。

ですから、
自分の知っているハウスメーカーだけでなく、数社の建築会社を比較・検討することは大切なことです。

すると、

「さっそく総合住宅展示場に行こうかな?」

と考える方もいることでしょう。

確かに、総合住宅展示場は、複数のハウスメーカーのモデルルームを観ることができるので
効率が良さそうです。

しかしながら、
モデルルームは標準仕様ではありません!

オプションで追加費用が必要な設備をたくさん盛り込んで、見た目を重要視されています。

そのため、外壁タイル、無垢の床、高級キッチン、バスの仕様など、ハイグレードな建物となっていますから正直にあまり参考にはなりません。

「それでは、どうすれば良いの?」

と聞こえてきそうですが、土地がない人は、ハウスメーカー選びから始めることをおすすめします。

なぜなら、
ハウスメーカーの中には土地探しを手伝ってくれる会社もあるからです。

さらには、不動産会社専用のツールを使って、一般的な土地と比べて安い土地を紹介してくれる場合もありますよ。

③土地の希望と間取りの提案

2~3社のハウスメーカーに厳選して、打ち合わせを行っていきましょう。

①住まいのイメージを考える
において、土地や間取りについてイメージができていますから、しっかりと要望を伝えましょう。

そして、ハウスメーカーの担当者を打合せをして、以下の資料を作成してもらいます。

・見積の概算資料
・資金計画書
・簡単な間取り図
ハウスメーカー選びのポイント

ハウスメーカー選びは大事ですから、チェックポイントを紹介しますね。

次の項目を意識すると良いでしょう。

✅デザイン性はあるか
✅土地は説得力があるか
✅間取りの提案は合っているか
✅耐震性、断熱性、遮音性はどうか

など、自分のこだわりポイントが実現できそうなハウスメーカーを選びましょう。

なお、後悔しないハウスメーカーを選ぶための方法はこちらを参考にしてください。

『【納得】後悔しないハウスメーカーを選ぶための2つの方法』

④建築予算の設定と住宅ローンの仮審査

数社のハウスメーカーに家族の要望をしっかり反映した間取りを設計してもらい、現実的な見積もりを出してもらうことは重要なことです。

なぜなら、

1社ではなく2~3社による「見積の概算資料」を比較すると、建築予算はどれくらいかかるかがわかりますからね。

しかも、
自分に合った間取りや資料であれば、建築会社を選びやすくなりますから。

そして、このタイミングで、
「住宅ローンの仮審査」を通しておきましょう。

仮審査は、「住宅ローン本審査」を通過する前準備となります。この時点で提案されている間取り図や見積書を提出して、簡易的な審査を受けておきます。

なお、参考程度に不動産投資ローンで審査が落ちる人の場合はこちらです。

『【不動産投資ローン】審査で落とされる人とは?落ちない対策は?』

⑤建設会社の決定

設計プランの提案力、建築コスト面、建物の耐震性やアフターフォローなどを比較検討して、建設会社の決定します。

いよいよハウスメーカーを1社に決定しましたら、「仮契約」を行います。

仮契約をすることで、「敷地調査」「地盤調査」が行われます。

敷地調査は、敷地の面積や形状・高低差などを正確に調べます。

地盤調査は、地盤の強度や地質を調査して、「地盤改良工事」が必要かどうかを判断します。
地盤によっては、50~200万円程の工事費用がかかる可能性もあります。

地盤については、こちらの記事を参考にしてください。

『地震に強い家づくり!耐震・制振・免振の違いとは?』

⑥工事プランの決定

ハウスメーカーが提案してくれた間取り図をもとに、建築の工事プランを詳細に決めていきます。

家族の話し合いによる理想の家をつくるわけですから、時間をかけて丁寧に打ち合わせを進めることが大事です。

そして、工事プランに影響を与えるのが、「色選び」です。

色選びは簡単に決定できるものではありませんが、家族が好む色で飽きないものを選ぶ様にしましょう。

なお、洗面台やシステムキッチン、風呂場の「設備」を決める際は、パンフレットを見るだけではなく、ショールームを見学して決めることをおすすめします。

色や設備の選定が早ければ、工事も順調に進めていけますから…

⑦工事請負契約の締結と住宅ローン本審査

注文住宅を依頼するハウスメーカーが決定しましたら、ハウスメーカーと「工事請負契約」を結びます。

この時点で、建築費の10%の手付金がかかります。
契約を破棄した場合には、基本的にこの手付金は戻りません。

建築確認が下りた後は、住宅ローンの本審査を受けて、金融機関と契約を結ぶ運びとなります。

⑧土地の引き渡しと着工

いよいよ土地が引き渡され、新築工事に着工します。

着工前には、通常、安全祈願として「地鎮祭」を行いますが、行うかどうかは家を建ててもらう人(施主)の希望で選択できますよ。

⑨竣工と建物引き渡し

建物が完成(竣工)しましたら、市区町村による完了検査を受けます。

建築確認申請のとおりに建てられているか?

という確認が行われるわけですね。

確認後には、検査済証が発行されます。

その後、施主が立ち会って、設備等の不具合や傷がないかなどの最終的なチェックを行います。

気になる部分があった場合は修正してもらい、正式に建物の引き渡しとなります。

注文住宅にかかる期間

ここまで①~⑨までの項目を見てきましたが
ちょっと面倒だと思われた方も
流れがわかったことでワクワクしてきた方も
いることでしょう。

このように注文住宅を建てる場合、
イメージ作りから情報収集し、完成・引き渡しまでには、約1年~1年ちょいかかることになります。

家は大きな買い物ですので、
じっくりとその時、その時を判断し後悔しないようにして頂きたいと思います。

しかしながら、
新生活のスタートに合わせて注文住宅を建てたい場合は、希望時期から逆算して早めに行動することが大切です。

そのため、
引き渡しの2年前くらいから動き始めるようにしましょう。

まとめ

今回は、

『【土地なし注文住宅】建設の流れと方法!かかる建設期間は?』

と題しまして、

「家が欲しいけど、どう進めていけばいいの?」
「注文住宅が良いけれど、家を建てる流れがわからない!」
「家が建つまでにはどれくらいの期間がかかるのかな?」

などの疑問や悩みに向けて説明しました。

注文住宅で建てるトレンドの流れは、

①住まいのイメージを考える
②建築会社を探す
③土地の希望と間取りの提案
④建築予算の設定と住宅ローンの仮審査
⑤建設会社の決定
⑥工事プランの決定
⑦工事請負契約の締結と住宅ローン本審査
⑧土地の引き渡しと着工
⑨竣工と建物引き渡し

の9項目になります。

注文住宅を建てる場合にかかる期間は、
イメージ作りから情報収集して完成・引き渡しまでには、約1年~1年ちょいかかることになります。

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