【検証報告】日産オーラの実燃費はどれくらいなのか？

デビューから３年が経ち、近頃は街中でもよく見かけるようになった日産「オーラ」！
2024年にマイナーチェンジされました。

日産「オーラ」のWLTCモードのカタログ上での燃費は、FF車なら27.2km/L、4WD車で22.7km/Lです。

でも、本当のところはどうなのでしょうか？

日産オーラのFF車の３年間走行した結果を報告しますね。

日産オーラの本当の燃費はどれだけなのか！

実際の数値がわかります。

日産オーラの実燃費！はたして数値は？
1. 日産オーラの実燃費
2. 日産オーラが燃費より充実させたもの
まとめ

日産オーラの実燃費！はたして数値は？

冒頭に書きました『WLTCモード』とは、
2017年夏以降の新型車に対して、走行モードによって比較できる様になった国際的な測定方法のことです。

・市街地モード（WLTC-L）
・郊外モード（WLTC-M）
・高速道路モード（WLTC-H）

の3つの走行モードによる燃費が表記されます。

さて、一般的に「実燃費」は、
運転の仕方や電装品の使用状態、乗員や荷物の重量や走行環境などによっても異なるため、カタログ燃費と実燃費のあいだに1～1.5割程度の差が出ると言われます。

すると、
カタログ燃費は27.2km/Lですから、1.5割の差として、

27.2 – 0.4 = 26.8

果たして、
日産オーラの実燃費は、26.8km/Lとなるのでしょうか？

参考までに、日産オーラFF車の3つの走行モードによる燃費は、

・市街地モード： 26.9km/L
・郊外モード： 29.6km/L
・高速道路モード： 25.9km/L

となっています。

日産オーラの実燃費

我が家のオーラの実燃費は、
走行モード合算で、19.4km/L です。

「えっ！低い～」

と思われた方も多いでしょうね。

正直なところ私も思いましたが、18km/L以上いけば時代のエコカーと言って良いのではないでしょうか…

日産オーラの燃料タンクは、３６Lが満タンです。

オーラの２か月間に給油した燃料は、８月に30L、９月に19.7Lで、合計 49.7Lです。

走行距離は、1,100kmです。

1100 / 49.7 = 22.13

となり、ここ２か月の走行モードでは22.13km/L となります。

さて、約６ヶ月間の燃費はどうでしょうか？

走行距離は4,200kmで、給油した合計燃料は217Lです。

4200 / 217 = 19.4

となり、実燃費は、
走行モード合算で、19.4km/L となりました。

夏場のエアコンは常時使用していますから、もろ燃費に影響していますね。

ただ、走行状態によっては、下図のような数値もでますよ。

最高燃費が、61.2km/Lは夢の数値でしょうか？現在値が32.1km/Lもすごいのですが…

ちなみに、我が家のオーラのエアコン設定温度は、冬場で25～28度くらいにしており、強さは2～3程度です。

夏場のエアコン温度は23～25度くらいに設定し、強さはほぼ2にしています。

やはりエンジンが1200㏄ですからエアコンを入れると負荷がかかるため、燃費に大きく影響する様です。

高速走行は月に１～２回、週末の買い物で20km～50km、運転者の他同乗者は１から２名で、トランクルームはほぼ空の状態です。

さらに、私は安全運転派ですので、急発進も急加速もあまりしません。

なお、主に高速道路を３００Km走った時は、満タンにして往復することができました。（燃料を入れる様にメッセージは出ましたが・・・）

実燃費はカタログ値から見ると思ったより低かったオーラですが、コンパクトカーを売りにしているライバル車に勝てるのでしょうか？

日産オーラが燃費より充実させたもの

ハイブリッド車である日産オーラ！

燃費より充実させたものは、「走り」と「乗り心地」と言えますね。

ですから、
実燃費が26.8km/Lにならなかったとしても、我が家では、オーラを購入して満足しています。

なぜなら、オーラは、ベースとなるノートよりも高出力・高トルクのモーターを採用しており、コンパクトカーの中では、ワンランク上のパワフルな「走り」を体験できるからです。

また、エンジン音はさほど気になることも無く、エンジンの作動頻度を減らすことで高い静粛性を確保しており、コンパクトカーではトップレベルの「乗り心地」を体験できるからです。

さらに、「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」により、音楽に包まれる感覚は特別なものがありますよ。

「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」は、こちらを参考にしてください。
⇒『新型オーラのBOSEサウンドシステム！メリットとデメリットのレビュー』

日産オーラは、トヨタの「ヤリス」やホンダの「フィット」などライバル車には燃費で多少負けるとしても「走り」と「乗り心地」の向上を最優先として開発されたハイブリッド車と言えるでしょう。

「オーラ」と「ノート」について、
走行中もテレビを見ることができる記事も書いていますので、ご参考にしてください。
⇒『【走行中制限を解除】オーラもノートもテレビが見れるTV-KIT NTV427』

また、『AURA（オーラ）』とリーフ『AUTECH（オーテック）』の違いについても書いていますので、ご参考にしてください。
⇒『【徹底比較】日産リーフ[AUTECH]とノート[AURA]の違い』