『スマートフォン』は、災害時の必須アイテムの1つになっています。
情報収集だけでは無く、家族への通知や連絡をとるために欠かせない存在ですからね。
ここ数年、台風や大雨による河川の氾濫や土砂崩れで自宅から避難することが多く報道され、他人事では無くなっています。
「連絡したいけど、
スマホのバッテリーが切れた!」
「充電したいけど、電気が来ない!」
という時に充電できないままでは困惑してしまうことでしょう。
そこで、
万が一に備えて、
スマホに充電するための方法を5つと
まとめとして、どれが良い方法か
を説明します。
もしもの時に備えて、
スマホに充電するための手段を理解し、今から準備しておきましょう。
スマホを充電するための5つの手段
下図は、防災調査結果の
「停電時のスマホなどの電源確保」
についての資料です。
なんと、32.3%の人が
自身の備えだけでは電源が足りなかった!
と回答されています。
つまり、
災害時に停電のため、
10人に3人はスマホが使えなかったわけですね。
ここで、
意外と少ない!
と思ったかも知れませんが、
その3人の1人がご自分でしたらどうでしょうか?
そこで、まず思うことは、
「なぜ、モバイルバッテリーを準備しておかなかったのか!」
ということではないでしょうか?
事実、調査結果でも、
40.1%の人はモバイルバッテリーを準備していたわけですからね。
もしもに備えておくことが、いかに重要であるかがわかります。
それでは、
スマホを充電するための手段として、
②シガープラグ→USBの充電アダプター
③手回し発電機
④ソーラー式充電器
⑤発動発電機
5つを説明します。
①モバイルバッテリー
『モバイルバッテリー』は、
今や色々な種類のものが出ています。
「充電式」の容量の大きな値段の高いものから、「電池式」のものもありますね。
重要なのは、災害時に役立つのは、
電池式のモバイルバッテリーだということです。
なぜなら、
充電式モバイルバッテリーは、
蓄電してある分を使ってしまうと、
停電時においては充電することができなくなるからです。
それから、
電池式モバイルバッテリーの中には、
乾電池や充電池を組み合わせて使用できるタイプもあります。
乾電池や充電池ならばコンビニや100円ショップでも手に入りますね。
『モバイルバッテリー』の値段ですが、
「充電式」は容量の大きさで値段も異なり
2,000円~20,000円くらいです。
「電池式」は、
1,000円~3,000円程度です。
②シガープラグ→USBの充電アダプター
最新の車には、
「USBのメス端子」がついています。
しかしながら、
3年以上前の車にはそこまで充実していないのもあります。
そこで、
車のシガーソケットに差し込める充電器を用意しておけば、常に充電ができる様になります。
ただし、
デメリットは、車のガソリンを使ってしまうことですね。
車での充電速度はあまり速くないため、
無駄にガソリンを使います。
そのため、車で移動しながら充電するという方法がおすすめです。
『充電アダプター』の値段は、
1,000円~2,000円程度です。
③手回し発電機
『手回し』というのは、
ほかに充電方法が見つからないような場合に使えます。
「手回し発電(ダイナモ)式」は、
文字どおり「手回し」ですから体力を消耗します。
また、
発電時に「ブーン」という騒音も出るタイプもあります。
発電効率も低く、いっぱいに充電することはできませんから、災害時にこれひとつだけあれば十分というものではありません。
あくまでも、他に手段が無い時の方法と考えた方が良いと思います。
「手回し発電機」の値段は、
3,000円くらいです。
④ソーラー式充電器
「ソーラーパネル」式で折りたたみ式のものが出ています。
大きさは、さまざまですが折りたたみが出来ますので、普段は比較的小さく収まります。
晴天時であれば1時間でスマホ(3,000mAh)を15%程度充電できます。
単純計算ならずっと晴れていれば、
7時間で充電完了できることになりますが、あくまでも目安としてください。
手回し発電機と同様に、
「ソーラー式充電器」も他に手段が無い時の方法と考えた方が良いと思います。
「ソーラー式充電器」の値段は、
1万円以下です。
⑤発動発電機
災害時に安定した電源が欲しいという方には、「発電機」はおすすめです。
一般的に発電機の燃料は、ガソリンです。
非常に便利で、停電が数日間続いたとしても、
電気を使用できる生活を送ることができますよ。
注意すべき点は、
連続使用する場合には数時間に一度の燃料補充が必要となることです。
「発電機」の値段は、
3万円くらいします。
で、おすすめの方法は?
おすすめの結論は、
モバイルバッテリーの2つ持ち
です。
一つは、「充電式」で、
もう一つは、「電池式」の2つを持つことです。
先に、「充電式」を使用して、
もしも停電が長引いても「電池式」のモバイルバッテリーがあれば安心できます。
困っている方に貸してあげれば、喜ばれること間違いなしですね。
それから、注意事項ですが、
バッテリーは1カ月ごとに5~10%ずつ放電してしまいます。
ですので、
使用しない場合でも3カ月に一度は完全充電しておきましょう。
そして、さらに安心したい場合は、
シガープラグも準備しておけばGOODです。
なお、災害時には情報収集するためにも、
スマホでリアルタイムにテレビが見れたら良いですね。
その方法も書いていますので、こちらをどうぞ!
⇒『外出時スマホで【リアルタイムにテレビを見る】1つだけの方法』
最後まで読んで頂きありがとうございました