「お金」だけが人生ではありませんが、
正直な は・な・し、お金が無い人生は寂しい~!!と思いませんか?
ましてや、年金生活となる老後は・・・
そこで、定年退職が早い自衛官の
「退職金と若年給付金で自衛隊定年後は安心できるかどうか?」
という疑問に自衛隊OBの私が解りやすく答えます。
この記事を読んで頂くことで、
「自衛隊定年後の生活は果たして安心なのか?」
「老後でもお金が足りなくならないようにするには、どうすれば良いのか?」
などがはっきりとします。
退職金と若年給付金で自衛隊定年後は安心できるのか?
近年、自衛官の定年年齢は伸びていますが、それでも自衛官のほとんどが56歳ほどで定年退職します。
定年退職後は、退職金・若年給付金というまとまったお金も支払われます。
そして、ほとんどの方は再就職し、給料をもらって老後の貯えとしています。
まとまったお金と給料があれば、老後のお金については問題無いように思えますが、自衛官を退職した後、年金がもらえる65歳までは約10年ほどあります。
老後にお金が足りなくなることが無いようにするには、
退職後、もらえる給料と予定支出との差、
年金受給後の年金額と予定支出との差、
を現役自衛官の時から考えておき、それを踏まえた再就職の計画を立てることが重要です!
・再就職先が決まらない
・予定の給料がもらえない
・再就職先の定年が早い
など、なかなか計画どおりにはならないかも知れませんが・・・
ですが、計画も立てないでネガティブになってばかりもいられませんから、
将来を見据えた「ライフプランの全体像」は?
「退職金」や「若年給付金」はいつ、どれくらいもらえるのか?
と合わせて、
「ふるさと納税」はやって良いのか?
「保険」は見直すべきか?
などについて検討してみましょう。
現役時代は、金利の良い防衛共済会に貯蓄していますね。
そして、
定年退職後は将来(老後)に向けての
「貯蓄」+「退職金と若年給付金」+「再就職の給与」の合計で決定されます。
そして、
生活する上で必ず必要な、電気・ガス・水道の代金や自宅をお持ちなら固定資産税などの
「支出」の合計との差がどのような線を描くかで、安心の度合いは人それぞれに異なります。
果たして、
あ・な・たの場合は、どうでしょうか?
将来を見据えた「ライフプランの全体像」は?
それでは、
・自衛隊定年退職後の再就職での生活
・年金受給後の生活
に区分して「ライフプランの全体像」をイメージできる様に、以下のページで説明しています。
⇒『自衛官のライフスタイル全体像! 自衛隊OBが将来プランを解説』
自衛隊の「退職金」について
自衛隊を定年退職する場合、
「退職金は、いつ、いくらもらえるのか?」
「税金はかかるのか?」
について、
「計算方法」だけで無く、
「曹長」及び「2佐」で定年退職した場合の具体例を、以下のページで説明しています。
⇒『【自衛隊の退職金】いつ、いくらもらえる?税金はかかるの?』
自衛隊の「若年給付金」について
自衛官の定年退職の年齢は、ほぼ56歳ですから一般の公務員や民間企業に比べると早いです。
一般の公務員の定年退職の年齢は60歳ですから、定年が早い自衛官に対して、その分の補てんとして支払われるのが「若年給付金」です。
「若年給付金は、いつ、いくらもらえるのか?」
「税金はかかるのか?」
について、「退職金」と同じように「計算方法」だけで無く、「曹長」及び「2佐」で定年退職した場合の具体例を、以下のページで説明しています。
⇒『【自衛隊の若年給付金】いつ、いくらもらえる?税金はかかる?』
「ふるさと納税」はやっても良いの?
特別職の公務員である、まじめな自衛官の中には、節税となる「ふるさと納税」は、
「やっても良いの?」と思われている方もいるようですが、
直ぐにやりましょう!
ということで、「ふるさと納税」については、以下のページで説明しています。
⇒『【ふるさと納税】の仕組み!デメリット5つを理解しお得に運用』
「保険」について
自衛隊の厚生センターには、沢山の「保険」の方々が出入りしています。
そもそも、自衛隊には「団体生命保険」があります。
民間の保険に入る必要はあるのでしょうか?
また、民間の保険に入っていると
「新しい保険に見直しましょう!」と勧められたりします。
月々出ていってしまう無駄なお金は、必要最小限にしたいものですから、「保険」については、以下のページで説明しています。
⇒『FPナビ【無料】で保険相談!信頼できるファイナンシャルプランナー』
また、
自衛官は『社会保険』の知識を知っていた方が良いと思います。
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」についてはこちらを参考にしてください。
⇒『「健康保険」について知りたい!【種類・加入・保険料】はどうなっているのか?』
⇒『【介護保険】とは?その種類や支払いの注意すべきポイント!』
⇒『国民年金と厚生年金の制度の違いや支払いはどうなっているのか?』
定年退職までにやっておくべきことは?
『将来を見据えた「ライフプランの全体像」は?』の項目でも説明させて頂きましたが、
「将来、お金がどれだけ必要なのか?」
「どれだけのお金が出ていくのか?」
などを知っておく上でも、
「ライフプラン」を作成することは重要です。
ということで、定年退官前にやっておくことを、以下のページで説明しています。
⇒『【自衛官の定年】不安・心配を安心に! 自衛隊OBが語る退官前の2つ』
まとめ
今回は、
『【激震】退職金と若年給付金で自衛隊定年後は安心か?』
と題しまして、
一般の公務員や民間企業に比べると定年退職が早い自衛官に対して、「お金」だけが人生ではありませんが、
「ライフプランを作成する理由」と「健康が大切だ、体調管理を万全に!」
ということをベースに、
「現役時代に蓄えた貯蓄」+「退職金と若年給付金」+「再就職の給与」の合計が、
「生活に必要な支出」の合計より多い間は安心です。
しかしながら、
生活支出の合計の方が多くなった場合は、危険です!
生きている間に、そうならない様にするために、
・将来を見据えた「ライフプランの全体像」は?
ここでは、
・現役自衛官の今の生活
・自衛隊定年退職後の再就職での生活
・年金受給後の生活
をイメージして欲しいので、図にまとめてみました。
・自衛隊の「退職金」について
ここでは、
「退職金は、いつ、いくらもらえるのか?」
「税金はかかるのか?」
について、書いてみました。
・自衛隊の「若年給付金」について
ここでは、
「若年給付金は、いつ、いくらもらえるのか?」
「税金はかかるのか?」
について、書いてみました。
・「ふるさと納税」はやっても良いの?
ここでは、
「やっても良いの?」
と思われているまじめな自衛官に対して、直ぐにやりましょう!と説明しました。
・「保険」について
ここでは、
月々出ていってしまう無駄なお金は必要最小限にしたいわけですから、「団体生命保険」以外に足りない部分を補えば良いということを説明しました。
・定年退職までにやっておくべきことは?
ここでは、
「ライフプランの作成」と「健康でいることの大切さ」を説明しました。
ということで、長文になりましたが、さて、
あ・な・たの場合は、シュミレーションしてみていかがでしたか?
結論ですが、
「貯蓄」が「支出」より多ければ安心でき、少なければ大変なことになりますから、対策として、
②再就職先は年収の多いところにし、長く働く!
ことになります。
「絶対に、人生を後悔させたく無い!」という気持ちを込めて説明させて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました