自衛官の応募資格は、学歴に関係なく、「18歳以上33歳未満」の人であれば入隊ができます!
しかしながら、
「中卒です。2年間だけ、自衛官になりたいのですが・・・」
「自衛官に憧れています。定年まで自衛官でいれますか?」
「幹部自衛官になりたい!」
など、自衛官になりたいと希望される方も、考え方は様々です。
そこで、自衛隊に何らかの興味があり、
「自衛官になりたい!どうようなコースがあるの?」
と疑問を持たれている人は多いのではないでしょうか?
「もう少し自衛官について詳しく知りたい!」
というあ・な・たへ、元陸上自衛隊幹部自衛官の私が解りやすく説明します。
この記事を最後まで読んで頂けますと、
『自分に適切な自衛隊の入隊コース』が解ります!
なお、本ページはプロモーションが含まれています。
また、陸上衛隊に関するまとめ記事も書いていますので、ご参考にどうぞ!
⇒『【陸上自衛隊】入隊前に知りたいこと!部隊、職種、階級、給料、休暇』
自衛官になりたい!中卒、高卒、大卒者の入隊コースや偏差値は?
まず、自衛官になるということは、特別職国家公務員になるという事です。
ですから、サラリーマンの様に、途中で会社が潰れて給料がもらえない!という事は無く、安定した給料がもらえる様になります。
近年は、新型コロナウイルスの影響で倒産する企業も多くなり、自衛隊への関心度は高くなっています。
ですから、
努めて早く将来の夢に向かって行動すること
をおすすめします。
では、
『あなたに適切な自衛隊の入隊コース』について説明します。
「今年、中学を卒業する予定の人」のコース
「今年、中学を卒業する予定の人」は、
【高等工科学校】コースがおすすめです。
と言いますか、
学生期間は自衛官ではありませんが、中学を卒業してすぐに特別職国家公務員になる方法は、このコースしかありません。
もう少し厳密に言いますと、
受験可能年齢は、入校年の4月1日の時点で、「15歳以上17歳未満」ですので、昨年に中学卒業者も受験できます!
【高等工科学校】は、こちらの記事を参考にしてください。合格への近道も解かりますよ。
⇒『陸上自衛隊【高等工科学校】に入学したい!入試、倍率、合格率、偏差値は?』
「中卒・高卒・大卒の人」のコース
次に、中卒の人、高卒の人、大卒の人ですが、
「2年くらい勤務したら、民間で働きたい!」
のか、それとも、
「将来も自衛官として働きたい!」
のかどうか?で進むべきコースが分かれます。
そして、更に、
幹部自衛官になりたいかどうか?
で選択すべきコースが変わってきます。
例えば、幹部自衛官になるとしても
「最初から幹部自衛官になりたい!」
「下の階級から地道に働き、将来は幹部自衛官になりたい!」
という人もいるわけです。
いやいや、自分は、
「下の階級から地道に働き、将来も幹部にはならなくて良い!」
という人もいることでしょう。
あなたは、どうですか?
ご自分のなりたい自衛官像が決まっていますか?
まず、
「幹部自衛官になりたい!」という人で、
「自分は、偉くなりたい!」
という人に向いているのは、【防衛大学校】コースです。
【防衛大学校】コースは、学生期間は自衛官ではありませんが、卒業時に晴れて自衛官として幹部候補生学校に入校し、卒業後は幹部自衛官となるコースです。
「倍率」や「偏差値」、「合格するため」の記事はこちらを参考にしてください。
⇒『【防衛大学校】に入学したい!倍率や合格するには?給料はもらえる?』
また、自衛隊に入ったら、
「最初から幹部自衛官になりたい!」人には、
【一般幹部候補生】コースがあります。
※「歯科幹部候補生」及び「薬剤科幹部候補生」の医療関係者のコースもあります。
そして、幹部自衛官では無く、
その他の中卒・高卒・大卒の人向けで、
「とにかく自衛官になりたい!」という人は、
【一般曹候補生】コース
【自衛官候補生】コース
があります。
細部につきましては、「試験に合格するため」の記事はこちらを参考にしてください。
⇒『自衛隊に入隊したい!試験の合格ラインは?何をすれば良いか?』
その他の特別なコース
実は、これまでに紹介しました通常のコースの他にも、
【パイロット】コース
があります。
パイロットになるためには以下の2つの方法があります。
②自衛隊の「航空学生採用試験」に合格する
圧倒的に多いのは、
②の「自衛隊の航空学生採用試験に合格する」を選択してパイロットになる人です。
まとめ
今回は、
『自衛官になりたい!中卒、高卒、大卒者の入隊コースや偏差値は?』
と題しまして、
「自衛官になりたい!どのようなコースがあるの?」
というあ・な・たの疑問に答えました。
「今年、中学を卒業する予定の人」には、
「中卒・高卒・大卒の人」には、
ご自分のなりたい自衛官像が決まっていますか?
と私から質問させて頂きました。
そして、ご自分の考えに合わせて、
を説明しました。
その他に、
についてもご紹介いたしました。
私も自衛隊OBとして、自衛隊協力会及び駐屯地協力会などに加入させて頂いておりますので、いつかどこかでお会いできます事を楽しみにしております。