栄えある叙勲・褒章、ご受章おめでとうございます。
この記事をご覧の方は、【叙勲・褒章】ご受賞の方やご受賞に何らかの関わりのある人だと思います。
実は私も、『瑞宝双光章』を受賞させていただき、感極まる思いを致しました。
しかしながら、喜びの一方で、
「そもそも、叙勲・褒章とはどういうこと?」
「受賞したのは嬉しいけど、これから何を準備したらいいの?」
「妻も同行させたいけど、服装はどうするの?購入、それともレンタル?」
など、疑問や悩みごとも多いことでしょう。
【叙勲・褒章】の受章は、ほとんどの方にとって初めての経験ですし、なかなか頂けることのない国からの栄誉です。
それゆえ、失敗しないように準備を進めたいものですね。
そこで、受賞から伝達式までの行動や服装について、わかりやすく説明します。
【叙勲・褒章】とは?
【叙勲】は、国や公共への功績を上げた70歳以上の方に対して贈られる制度です。
しかし、平成15年秋より、警察官や自衛官といった危険性の高い業務に永年従事して、社会に功労のあった55歳以上の方についても叙勲が開始されるようになりました。
そして、第一回目は、昭和39年4月29日に行われました。
以後、毎年、
4月29日に『春の叙勲』
11月3日に『秋の叙勲』
が定例的に「発令」されるようになり、現在に至っています。
また、【褒章】は、特定の社会的分野において優れた行いの方を称える制度です。
教育、医療、社会福祉、産業振興の分野に尽力された方、自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方、社会奉仕活動に従事し顕著な実績を残した方などに対して春秋叙勲と同日付けで授与されています。
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叙勲・褒章の対象者
春秋の勲章受章対象者は、多年にわたり各分野の業務に精励し功労が認められた方や、多くの分野で多年にわたり地域のために貢献した功労が認められた方となります。
細部は、以下の 1 または 2 に該当する方となります。
2 国家または公共に対し功労のある55歳以上の方で、
(1)精神的または肉体的に著しく労苦の多い業務に精励した方
(2)人目に付きにくい分野にあって多年にわたり業務に精励した方
自衛官の場合
政府からは、自衛官など危険性の高い業務に尽力した元公務員を対象とする「危険業務従事者叙勲」の受章者を春と秋に発表されます。
なお、令和4年秋の「危険業務従事者叙勲」は、3613人(うち女性18人)の発表がありました。
内訳は、瑞宝双光章が1735人(同4人)、瑞宝単光章が1878人(同14人)です。
瑞宝章のランク
瑞宝章のランクは、以下のとおり、6等級あります。
瑞宝重光章(ずいほうじゅうこうしょう)
瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)
瑞宝小綬章(ずいほうしょうじゅしょう)
瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)
瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう)
受賞には、退官時の階級が関係しています。
ほぼ61歳の年に、
「曹~3尉」は、瑞宝単光章、
「2尉~2佐」は、瑞宝双光章を受賞しています。
そして、ほぼ72歳の年に、
「1佐、将補」は、瑞宝双光章や瑞宝小綬章を、
さらに、ほぼ70歳の年に、
「将官」以上の方が瑞宝中綬章以上を受賞しているようです。
【叙勲】受賞から伝達式までの流れと行動
では、受賞の連絡を受けてから、伝達式までの流れと行動について説明します。
「発令日」の約3か月前
「発令日」は、
『春の叙勲』が4月29日、
『秋の叙勲』が11月3日でしたね。
【叙勲】に関しましては、まず、春秋の「発令日」の約3か月前に、各方面隊の栄典担当者から電話連絡があります。
そして、その約2~3週間後に封筒が届き、過去の行動内容の概要や注意事項などがわかるようになります。
ただし、概要ですので、細部の日程・時程はありませんし、どこのホテルに集合するのかもわかりません。
そのため、この時点では、ホテル予約はできないわけです。
「発令日」の約1か月前
春秋の「発令日」の約1か月前に、新聞やホームページにより、第〇回という形で「危険業務従事者叙勲」が発表されます。
春が4月第2週の土曜日(予定)、秋が10月第2週の土曜日(予定)に各新聞の朝刊に掲載されるのです。
そこで驚くのが、郵便物!
発表日の前後には、お祝いや記念品のカタログがどっさり届きます。
新聞の朝刊で発表された日の前日にも届くから不思議です。
しかしながら、ほとんどの方は必要が無いと思われますし、購入後にトラブルもあるとのことですからご注意ください。
その後、省から「伝達式の日程・会場」が案内されます。
ホテルの予約
都内で実施される伝達式にされる方は、
ホテルの予約ならびに交通機関の下調べをしておく必要があります。
しかしながら、
「早いうちにホテルを予約しておきたい!当日集合のホテルは予約できるの?」
「集合のホテルの近傍にホテルはあるの?」
などの疑問を持つことでしょう。
また、宿泊予約以外にも、奥様を同行する方は、着付けや美容室のことが心配ですからね。
そのため、着付けや美容室の予約可能なホテルを予約をされる方が多いようです。
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「伝達式」当日の行事予定
危険業務従事者叙勲の行事についての時程予定は、例年次の様に行われている様ですので参考にしてください。
【叙勲】受賞時の服装
当日の服装については、とても心配ですね。
特に、奥様同行の方は、心配をされるのではないかと存じます。
男性はモーニングが7割、略礼服が2割、羽織袴が1割の傾向のようです。
女性は色留袖が約7割、洋装の方が3割で、最近では、お手洗いの際に便利な洋装(黒やグレー系)の方が増加傾向のようです。
女性の場合、あまり肌を露出しすぎたり、装飾過剰になったりしないことが条件であり、アフタヌーンドレスの方が増えてきています。
受賞者及び同伴者の服装の細部
受賞者及び同伴者の服装の細部につきまして、下表をご覧ください。
なお、同伴者の服装も受賞者と同じです。
また、佩用金具(はいようかなぐ)は、ご受章者が準備します。
佩用金具は、勲章・褒章を衣装につける金具で、ピンタイプのため簡単に取付・取外しができための物です。
必要になるのは、
旭日小綬章・旭日双光章・旭日単光章・瑞宝小綬章・瑞宝双光章・瑞宝単光章を受賞の方です。
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レンタル衣装
現実的な話ですが、御受章者ならびに配偶者の7~8割の方はレンタル衣装を借りているようです。
レンタル衣装の場合は、モーニングには、ネクタイ、ポケットチーフ、サスペンダーは含まれますので、用意するものは、Yシャツ、黒くつ、黒くつしたなどとなります。
色留袖には、袋帯、帯揚、帯締、長襦袢が料金に含まれ、用意するものは、肌着、裾よけ、足袋、帯枕、伊達巻、腰ひも、タオルなどとなります。
なお、気になるレンタル料金ですが、男性のモーニングの場合は30,000円からです。
奥さまの服装の心配もあるでしょう。
女性のアフタヌーンドレスの場合は25,000円からの様です。
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色留袖の場合は50,000円からが一般的な価格ですが以下の様なプランもご参考にしてください。
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最後に
「国を守る」という崇高な任務を持ち危険性の高い業務に尽力した自衛官等の方が受賞された「危険業務従事者叙勲」!
本当におめでとうございます!!
その大切な喜びを大切な人と最高のひと時をお過ごし頂けることを心より御記念致します。
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