生きていくうえで、恋愛、仕事場、家庭、人間関係など、すべてのことがらに対して、
誠実な人もいれば、お世辞にもそうとは言えない人がいます。
そもそも、誠実ってどういうことなの?
誠実に生きるって、どうすればいいの?
などと若い世代の方だけでは無く、年を迎えた方も1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
また、
ただただ適当に、
その場をやり過ごしてはダメなの?
と考えたことってありませんか?
その様なあなたの疑問や悩みを、
✅「誠実さ」を身につけるにはどうすればよいのか?
を一緒に考えたいと思います。
「誠実」とは、何なのか?
そもそも、「誠実」とは何をいうのでしょうか?
イメージする「誠実」とは、
真心を持って人やものごとに接することではないでしょうか。
真心を持って人と接することは、
相手を敬い、大切にすることになります。
その行動そのものが「誠実」です。
そして、
誠実の積み重ねがやがて「社会の信用」に繋がります。
歴史を振りかえってもご存じのとおり、
日本人は元来、勤勉・誠実でひたむきな国民性を持っています。
そもそも日本人は、誠実な国民性を持つのです。
今の成熟した日本の社会においては、この誠実の積み重ねが大切だと思うのです。
誠実に生きるには、どうすれば良いのか?
という疑問には、もう少し「誠実」について知る必要があります。
ですから、
「誠実」とは何なのか?を
②「誠実さ」を身につける考え方
について、一緒に考えてみましょう。
まずは、「誠実」の意味からです。
「誠実」の持つ意味を理解
「誠実(せいじつ)」の「誠」は、「言動に偽りがないこと」「嘘のない真実の心」を意味する言葉です。
また、「実」と言う言葉も、「誠」と同じ「嘘や偽りがないこと」の意味を持っています。
つまり、
「誠実」とは、
真面目で嘘や偽りがないこと
を意味する人柄を表した言葉なのです。
「誠実さ」を身につける考え方
「誠実」の意味がわかったところで、どうすれば身につくものなのでしょうか?
まずは、「信用」を積み重ねるための習慣をつけることが第一歩だと考えています。
勤勉で、常に感謝の気持ちを忘れずに、謙虚で嘘をつかず、正直に暮らし、快楽に走らず、人には慈悲深く思いやりを持つようにすることです。
でも、このような疑問を持つ方もいるかも知れません。
誠実な人でも痛い目に会うのはなぜか?
ただただ勤勉で、ひたすら謙虚に生きていくより、
その時々を、適当にやり過ごしても人生うまくいくのではないか?
と・・・
「誠実な人」と「不誠実な人」では、
間違いなく「誠実な人」が、他人からも、会社からも、世の中からも好かれます。
しかし、あるレベル、仕事環境や段階においては、「実力」がモノを言う世界があり、人を陥れる能力やズル賢い能力のある人が、「誠実な人」より勝って見える場合があるかもしれません。
しかしながら、よく考えてみてください!
嘘をついたり、人の目をごまかしたり、見栄を張ったり、人の成果をかすめ取ったりすることは不誠実の表れです。
人間社会において、皆から嫌われるのはご存じのとおりです。
人を陥れる能力やズル賢い能力のある人が、
「誠実な人」より勝って見えることがあっても、永い人生の中では、それはほんの一場面でしかありません。
未熟な人によくある話ですが、嘘やごまかしでその場を切り抜けたと思っていても、
いつか表沙汰になり、身動きがとれなくなります。
つまり、
不正直であればあるほど、あとで大きな墓穴を掘ることになるのです。
また、現実社会だけで無く、テレビドラマなどでも上司の前ではペコペコし、上司がいなくなった途端に態度を変え、自分の部下たちを怒鳴り散らすといった場面を見ることがあると思います。
実に見苦しく、悲しい行為だと思いませんか?
さて、また、質問ですが、
上司に怒られるような場面では、どうすれば良いと思いますか?
その時は、
つまらない言い訳やできない言い訳を考えたり、逃げるための口実を考えたりせずに、
真摯に謝ることが一番良いです。
また、相手によって態度を変えたりすることのないように、誰とでも同じ態度で接するように日ごろから心がけましょう。
ただし、注意も必要です!
それは、
自分が誠実になるとは、どういうことなのか?
ということを見極めない限り、
「誠実」は、時には『過ち』をおかすことがあるからです。
例えば、「ナチス・ドイツのヒトラー」です。
細部どんな人間であったかはわかりませんが、伝書によるとヒトラーは、以前はただただ心優しい人だったらしいのです。
しかし、多くの人たちが「より良い世界を」という幻想の世を求めたために、人のため、国のためと誠実に尽くしました。
誠実ということばが適切かどうかは別として、歴史から、結果的に間接的な「加害者」になってしまったという『過ち』の例です。
誠実であることは、信頼を深める働きもしますが、
どういう場面で誠実であるべきか?
ということを考える必要があのです。
そして、何より、
誠実さを貫くのは自分自身です!
さて、私自身、
人の生き方に「正しい」という「マニュアル」は、無い!
と思っていますが、西洋のことわざに
「正直な人は神の作った傑作なり」
というものがあります。
正直な人は此の世で一番尊ばれるべきである
という意味になります。
そのことわざから、
常に、正直であることが一番良いようです。
「誠実さ」を身につけるにはどうすればよいのか?
では、
「誠実さ」を身につけるにはどうすればよいのでしょうか?
そこで、皆さんに質問です。
仕事場で、仕事も人間付き合いも上手くやるためには、どうしていますか?
仕事も人間付き合いも上手くやるために、
「信用」を大切にしていることでしょう!
なぜなら、
この人間社会は、信用で成り立っているからです。
人が生きていく上においては、礼儀正しく、約束は守ることが大切ですね。
例えば、
身だしなみをきちんとするとか、
約束の時間には遅れないとか、
自分自身が「信用」を大切にしていると思われます。
礼儀正しさは、人間社会において快い感じを与えるものです。
私の経験から、礼儀正しいかどうかによって、その人に対する評判も大きく変わります。
同僚や部下と一緒にいる時でも、経験や知識とともに、礼儀正しさは大きな影響力となり、礼儀をわきまえることでほぼ物事はスムーズに運び、気分良く日常生活を送ることができます。
また、
仕事や他人に対する「心配りや気配りを大切に」していることでしょう!
なぜなら、
仕事のできる人ほど、気配りが行き届いていると言われていますし、気配りは、人間関係を円滑にし、職場環境をなごやかな雰囲気にするからです。
そして、その環境や雰囲気がだんだんと事業や仕事を成功に導く大きな力となり、その人にとっても、会社にとっても貴重な財産となっていくわけです。
さて、イギリスの法学者であるジェレミー・ベンサムは、
「我々は他人に幸福を分け与えると同時に、
それと正比例してそれだけ自分の幸福を増加するのだ」
と後世に残しています。
「誠実さ」を身につけるには、どうすればよいか?
という疑問の答えですが、
「誠実さ」を身につけることができるかどうかは、
礼儀正しく、義務を重んじ、正直に行動する意志が必要になります。
その実行の如何によって、
人から信頼され、今後の人生を幸せと思えるかどうか?
がかかって来るわけですから…
まとめ
今回は、
『【誠実】とは?具体例から好印象を身につけるワザ!』
と題しまして、
そもそも、誠実ってどういうことなの?
誠実に生きるって、どうすればいいの?
その時々を、適当にやり過ごしても人生うまくいくのではないか?
と思ったことがある、あなたに対して、
不正直であればあるほど、あとで大きな墓穴を掘ることになる
と説明しました。
そして、「誠実」とは何なのかを
②「考え方」
③「心構え」
の順番で説明しました。
①「誠実」とは何なのか?【意味】
「誠実(せいじつ)」とは、
「真面目で嘘や偽りがないこと」を意味する人柄を表した言葉でした。
②「誠実」【考え方】
「信用」を積み重ねるための習慣をつけることが大切で、勤勉で、常に感謝の気持ちを忘れずに、謙虚で嘘をつかず、正直に暮らし、快楽に走らず、人には慈悲深く思いやりを持つようにすることを説明しました。
そして、
自分が誠実になるとは、どういったことなのか?ということを見極めない限り、「誠実」は時には『過ち』をおかすこともあるという注意もしました。
③「誠実」【心構え】
この社会は、「信用」で成り立っているものだから人が生きていく上においては、礼儀正しく、約束は守ることが大切であり、仕事や他人に対する心配り、気配りも大切だと心構えを説明しました。
そして、
「誠実さ」を身につけることができるかどうかは、
礼儀正しく、義務を重んじ、正直に行動する意志が必要になるとまとめました。
最後まで読んで頂きありがとうございます