自衛官の現役時代は仕事に集中しているため、なかなか将来についてゆっくりと考えることはないと思います。
しかし、定年退官は誰にでもいつか迎えることになります。
そして、定年退官前になってくると、
老後はどうなるのかな?
ホントに不安しかないですね~
など、不安や悩みが日に日に強くなる方もいると思います。
今回は、陸上自衛官OBである私が、
「自衛官のライフスタイルの全体像」について説明し不安や悩みを解消しますね。
自衛官は定年退職を55歳前後で迎えるわけですから、「年金」をもらうまでの10年間は重要な時期です。
そこで、どうか、
「ライフスタイルは、ある程度できている!」
「ライフプランは、だいたい知っている!」
と思われる方も、定年退官した私から
大切なことを伝えたい!
との一心で書きますので、一度最後まで目を通して頂けたら幸いです。
ライフプランとは?
「ライフプラン」とは、
生涯の生活設計のことであり、人生の計画そのものです。
「ライフスタイル」という呼び方もありますが、自衛隊では「ライフプラン」の方が良く使われますね。
私は陸上自衛官でしたので、その経験からお話します。
陸上自衛官の場合、ライフプランについて、最低でも2回は勉強します。
それは、
定年退官の約15年前に受けることができる、【職業能力開発訓練】(以前はグリーンプログラムと呼んでいました)及び定年退官10年前から受けることができる【業務管理教育】です。
最近は中隊等においても、部外者による定年退官後の将来を含めた教育も行われているようですが、まだまだ隊員さんには浸透されていないように感じます。
ライフプランは、個人または家族の将来の夢や希望の計画ですからとても重要ですね。
「家を買いたい」
「子どもには大学まで行かせたい」
「妻と旅行に行きたい」
といった夢や希望を、いつの時期に、どれくらいの金額が必要となるのか?などの具体的な生活プランを描くわけですからね。
お金の必要なタイミングやその金額を把握せずに、どんどんお金を使ってしまったらどうなるでしょうか?
65歳以降で無収入となり、年金だけでの生活になった際に
「あれ、お金が足りない!!」
という事態は避けたいものです。
そのために、将来のお金について見通しを立てることはとても重要です。
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自衛官のライフプランの全体像
将来の家計の推移を見積り、問題点があれば対策したり改善を図る
ということを行えば、安心して夢を叶えることができますよ。
下の図は、
「自衛官のライフプラン全体像」のイメージです。
当然、個人一人一人で人生は違いますので、あくまで一例となりますがイメージとしてはわかりやすいと思います。(手前味噌ですが)
上の図は、
✅中ほどは、定年退官して再就職での生活
✅右側は、65歳以降の年金生活
を表しています。
それでは、それぞれの生活期間についてみていきますね。
現役生活~定年退職
一例ではありますが、
左側の現役生活では、任期制隊員から非任期制隊員となり、結婚をして二人の子供を持って、40歳くらいでマイホームを購入しています。
現役生活では、自衛隊共済組合の金利は非常に高いので「貯金」も順調に増加することでしょう。
退官時は、
「退職金」と「若年給付金」がもらえます。
普通の自衛官は、それまでの貯金額にプラスして、この時期が最高の貯蓄残高になると思われます。
残金イメージ線も最高値です(やったー!)
退職金について
ざっくりと退職金は、
2,000万円くらい(入隊期間や階級で違います)が、1回で支払われます。
なお、自衛隊の「退職金」については、別の記事を書いていますのでご確認ください。
⇒『自衛隊の退職金はいつ、いくらはいるの?税金は?』
若年給付金について
また、若年給付金は、
退職が早い自衛官に対して民間企業の退職に見合うよう2回に分けて支払いがあり、
1回目が、300万円前後
2回目は、700万円前後
が支払われます。(入隊期間や階級で違います)
ただし、若年給付金は、
再就職先の給与が良すぎる場合は減額、
または、
全額支払いが無い場合
がありますので注意が必要となります。
自衛隊の「若年給付金」については、別の記事を書いていますのでご確認ください。
⇒『自衛隊の若年給付金はいつ、いくらもらえるの?税金は?』
保険、そして見直しについて
また、私は、
定年退職を期に、死亡保障の大きな保険は見直しをしました。
現金が必要になりますからね。
高い保険代を支払うなら「将来の介護」を万全にしておいた方が安心できます。
「今の保険を見直した方が良いのかな?」
「保険の相談するにも、近くに知り合いがいない!」
という方もいると思いますので、無料相談できるサイトを載せておきますね。
さらに、
保険を見直して介護を万全にしておけば、子供たちに迷惑をかけなくて済みますからね。
保険や保険の見直しに関する記事は、次を参考にしてください。
⇒『おすすめの保険とは?見直しは必要か?誰に相談すべきか!』
再就職~年金受給
先ほどの「自衛官のライフプラン全体像」図の真ん中は、定年退官して再就職での生活を表しています。
自分の必要とする給与がもらえる再就職先で仕事ができて、しかも65歳まで働かせてもらえるなら全てGOODです。
しかし、残念ながらほとんどの人の給料は、
退職時の給与金額の半分から3分の1になってしまします(涙)
ここで考えておく必要があるのは、
預貯金を取り壊す生活になる場合もあるということです。
また、この期間にお子さんが大学生なら
4年間で500万円以上は支出することになるでしょうから贅沢ばかりはできません
(涙、涙、涙・・・)
定年退職後の再就職と給料については、こちらをご参考にしてください。
⇒『【自衛隊の定年】「再就職の仕事」と「もらえる給料」について』
年金生活
「自衛官のライフプラン全体像」図の右側は、65歳以降の年金のみでの生活を表しています。
残金イメージ線が極端に下がりますので、予期せぬ出費でもあれば将来が心配でなりませんね。
将来への備え
さて、現役自衛官の今できる将来ための準備が、
「資産運用」であり、「分散投資」です!
オススメなのは【iDeCo】です。
別に記事を書いていますので、参考にしてください。
⇒『【iDeCo】公務員も加入すべき理由!デメリットを知って賢く運用!』
⇒『【iDeCo】手数料はいくらかかるの?知っておきたい絶対に支払う料金!』
そして、
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最後に
今回は、元自衛官である私が、
「自衛官のライフプランの全体像」
について書かせて頂きました。
✅自衛官のライフプランの全体像
ライフプランとは?では、
ネガティブすぎるというご意見もあるとは
思いますが、本当に
老後の生活費が足り無くなってはいけない
という思いから説明しました。
自衛官のライフプランの全体像では、
退職金や若年給付金がどれくらいあり、
再就職での生活、そして
年金をもらっての生活で預金残高がどのように変化するか
を説明しました。
さあ、皆さん、自分の人生です!
まずは全体像を把握して、
将来が安心して生活できます様に準備をしていきましょう。
そのための準備が、
「資産運用」であり、「分散投資」です!
まずは、将来について勉強しましょう!
いつやりますか?「今でしょう!」(笑)
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