こんにちは、ジン坊です。
「人と接するのが苦手!」
「普段から他の人は、どんな心の持ち方をしているのかな?」
と考えているあなたに向けて説明します。
私は、陸上自衛隊のOBですが、
多くの先輩、同期・同僚、部下や後輩との
繋がりや何らかの関わりを持って生きてきました。
反省すると、人と接しないわけにはいきませんでしたので、失敗もありました。
その失敗のおかげで、多くのことを学ぶことができて成功にも巡りあえました。
とは言え、私自身、まだまだ未熟の部分が多いこともありますので、どのような「心がまえ」をすべきかを書いてみます。
この記事を読むことで、
普段からどのような「心がまえ」を意識して、人と接するようにすれば良いか
がわかります。
あなたのたった1度の人生を後悔して欲しくないので、何らかのお力になれればと考えています。
なお、
「元気になるためのおすすめの本」を紹介した記事も書いていますので参考にしてください。
⇒『これさえ読めばポジティブになり思わず笑顔が!超おすすめの5冊』
【自衛官の心がまえ】に学ぶ「人との接し方」「心がけ」とは?
まずは、
「自衛官の心がまえ」を読んでください!
と言いますと、恐らく、
「自衛官って、考え方が固いのでは!?」
と思う方がいると思います。
正解です!(間違いなく)
でも、
ちょっと思い出して欲しいことがあります。
それは、
「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」のことです。
一人一人の自衛官が、可能な限りのことを精一杯やったという事実を!
このことは、TVやラジオなどの報道やスペシャル番組でも取り上げられています。
もちろん、
各地方自治体の職員、警察、消防などのすべての公共団体も精一杯やっていますが、
「心取期せずして、身を投げ出す」
という自衛隊に関するTV報道は、国内外の多くの方の感動を得たという事実があります。
では、
自衛官は、どのような心がまえでいたのでしょうか?
「自衛官の心がまえ」を見てみましょう。
「自衛官の心がまえ」について
(前段省略)
自衛官は、有事においてはもちろん平時においても、つねに国民の心を自己の心とし、
一身の利害を越えて公につくすことに誇りをもたなければならない。
自衛官の精神の基盤となるものは健全な国民精神である。
わけても自己を高め、人を愛し、民族と祖国をおもう心は、正しい民族愛、祖国愛としてつねに自衛官の精神の基調となるものである。
われわれは自衛官の本質にかえりみ、政治的活動に関与せず、
自衛官としての名誉ある使命に深く思いをいたし、高い誇りをもち、次に掲げるところを基本として日夜訓練に励み、修養を怠らず、ことに臨んでは、身をもって職責を完遂する覚悟がなくてはならない。
1 使命の自覚
(1)祖先より受けつぎ、これを充実発展せしめて次の世代に伝える日本の国、その国民と国土を外部の侵略から守る。
(2)自由と責任の上に築かれる国民生活の平和と秩序を守る。
2 個人の充実
(1)積極的でかたよりのない立派な社会人としての性格の形成に努め、正しい判断力を養う。
(2)知性、自発率先、信頼性及び体力等の諸要素について、ひろく調和のとれた個性を伸展する。
3 責任の遂行
(1)勇気と忍耐をもって、責任の命ずるところ、身をていして任務を遂行する。
(2)僚友互いに真愛の情をもって結び、公に奉ずる心を基とし、その持場を守りぬく。
4 規律の厳守
(1)規律を部隊の生命とし、法令の遵守と命令に対する服従は、誠実厳正に行なう。
(2)命令を適切にするとともに、自覚に基づく積極的な服従の習性を育成する。
5 団結の強化
(1)卓越した統率と情味ある結合のなかに、苦難と試練に耐える集団としての確信をつちかう。
(2)陸、海、空、心を一にして精強に励み、祖国と民族の存立のため、全力をつくしてその負託にこたえる。
なお、
「自衛官の心がまえ」は、防衛省のホームページから引用させてもらいました。
(Googleにて、「自衛官の心がまえ」で検索しますとトップで表示されました。)
あらためて、
「自衛官って、固い!」
と思われた方、それはそれで仕方がありません。
次に、自分自身は、普段から
どのような「心がまえ」を意識するようにすれば良いかについて説明します。
自分自身の「心がまえ」
普段からの「心がまえ」ですが、
明るく、はつらつと人に接すること!
です。
そんなこと!
と思うかも知れませんが、その些細な小さなことが大事なのです。
自衛隊には、新入社員教育の一環として、約1週間から2週間、自衛隊において「体験入隊」している民間企業もあるのです。
「なぜ、民間企業が?」と思うことでしょう。
なぜなら、
「自衛官の心がまえ」を基にして、団体で生活をしたり、自分で寝起きするためのベッドメイクの仕方などの起居動作、敬礼や気をつけなどの基本教練等を学んで企業に戻る様にしているからです。
感激の余り、最終日の見送りの際には涙を流す人もいるくらいですよ。
さて、
上司や部下の性格を変えることはできません。
しかし、
自分の「心がまえ」を変えることはできます!
そこで大切なことですので、もう一度言います。
「明るくはつらつと人に接する」
ということを心がけることです。
「微笑み」は、心理学的にも相手に対する好意の表れであると同時に、相手の心を癒します。
そして、さらに良いのは、自分の心を癒す力も持っていることです。
多くの方と接して来た私の経験から、人は、
いろいろなことに「喜び」を感じています。
そして、
悲しみや不満のなかでも、
普段からポジティブ思考の訓練
をすることによって、その中に楽しみを見いだすように陽気な心になれるのです。
⇒『「ポジティブ・チェンジ」メンタリストDaiGoの感想』
一方、
ぶつぶつと自己中心的な不平不満は、
誰も聞きたくありませんし、
また、
不平不満に加えて何事も批判的で、
ネガティブな物の見方をする人は、
自分勝手なマイナス思考をする人と思われてしまいます。
だからこそ、普段から、
前向きに、明るく、はつらつとして、小さな悩みにくよくよしないことが大切です。
少しくらいの失敗なら、失敗と考えないで、
「成功に一歩近づいた!」とか
「ラッキー、大げさにならなくて良かった!」
と思うようにしましょう。
そして、ささやかな喜びを探し、希望を捨てないことが重要になります。
ささやかな喜びを見つけたら、
ご自分を褒めましょう。
美味しいものを食べるとか、スーツを慎重するとか、欲しかった時計やバッグを自分にご褒美をあげるようにするのです。
安価で機能性を重視した本革を、自分自身にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
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陽気で朗らかな性格の人は、
周囲の人たちを幸せにし、その人の人生に喜びをもたらすことになります。
ですから、
いつも明るい心を持ち、
将来への希望を胸に秘めて、
あらゆる試練に立ち向かい、
そして堪え忍ぶ!
それが、人生に「幸せ」と「成功」をもたらす重要な要素であると感じています。
イギリス人の思想家であるカーライルは、
「笑いは、全人類の謎を解く合鍵である!」
と言っています。
最後に、
「明朗」は、幸福の財産であり、
人はどんなところでも幸せを見つけることができるのです。
それは、普段からの「心がまえ」と「小さな努力」が必要ですが、
必ずや、
日頃から明るく、はつらつとすることを身につけることで、
人に接することが苦にならなくなります。
まとめ
今回は、
『【自衛官の心がまえ】に学ぶ「人との接し方」「心がけ」とは?』
と題しまして、
「人と接するのが苦手!」
「他の人は、どんな心の持ち方をしているのかな?」
と考えている方に、
普段からどのような「心がまえ」をすべきか?
について、
【自衛官の心がまえ】を基に説明しました。
それは、
前向きに、明るく、はつらつとして、
小さな悩みに、くよくよしないことが大切であること
そして、
ささやかな喜びを探し、希望を捨てないこと
を心がけて欲しいと、書いてみました。
なお、「元気になるためのおすすめの本」を紹介した記事については、こちらをご覧ください。
⇒『これさえ読めばポジティブになり思わず笑顔が!超おすすめの5冊』
最後まで読んで頂きありがとうございました