こんにちは、ジン坊です。
今回紹介するのは、
「プレゼンの極意はマンガに学べ」という本であり、漫画家、三田紀房氏の本です。
漫画家ならではの視点から「漫画の見せ方」を
・どうすれば人は話を聞いてくれるのか?
・プレゼンで、どう人を惹きつけるか?
ということを「プレゼン」に絡めて語っていますので、これらを勉強したい方にはGOODな一冊です。
なるほどと納得の内容であり、わかりやすいため一気に読めます。
さらに、漫画のようにイメージしやすいため、プレゼンの導入図書としては最適です。
ただし、
小手先の細かなプレゼン資料の作り方は書かれていません!
あくまでも、プレゼンを実施する上で、
「見せ方の心構えや準備は、どうすべきか?」について書かれています。
プレゼン前の不安をスッキリ解決してくれる本でしたので、感想を書いてみますね。
【感想】「プレゼン」の極意はマンガに学べ!ネタバレあり
「プレゼンの極意はマンガに学べ」という本は、
「ドラゴン桜」の話をあちこちで登場させていますが、そこが戦略的であり、
読者を納得させる要因だと私は感じます。
例えば、ここから先はネタバレになります。
以下は、★は作者のコメントで、
☆は私の中にインプットされ、記憶として残ったものを掲げてみます。
★世の中の流れを考えて、「空席」をみつけよ!
☆オーシャンブルーの世界を見つければ成功するという内容の話で、流行は「残像」であるので、流行を追っていてはいけないということです。
確かにトレンドは今の時間であるので、トレンドを追ってまねをしてもその頃には廃れているということがありますからね。
★その分野の「王道」を徹底分析し、盗めるものは盗み、自分のものせよ!
☆「ミナミの帝王」を徹底的に何故人気があるのかを分析し、パクったらしいです。
すべてをコピペするのではなく、分析し、まねてみることは成功への近道ですね。
プレゼンの聞き手に、聞きたいことや知りたいことがヒットし、その解決策を導いていれば途中で離脱することはしませんからね。
★引き算で削る必要あり!あれもこれもと盛り込むのは、物事を分かりにくくする!
☆観光コースには、ビューポイントが適度に示されています。
つまり、ポイントは多すぎてもダメ、分かりにくくてもダメらしいです。
確かに思ったことは、解りにくいプレゼンのほとんどがあれもこれも説明されるため、
「何が言いたいのかな?」
と思ってしまいますね。
★自分が思う3倍オーバーに言わないと、聞いている人には伝わらない!
☆歌舞伎の「みえやたんかを切る」及び「分かりやすい表現」は見物者に対するサービスであり、冷静に見ればダサいが、これはわかりやすくするための大サービスだそうです。
3倍オーバーに言うのは良いと思いますが、違う方向に捉えてうそや出まかせを言っては逆効果だと思いました。
★100用意し、10だけ出すつもりで書け!
☆登場人物の履歴書を作ると、初心者はあれもこれもと詰め込みすぎる。
登場人物について説明がなされていない部分は、読者が勝手に推測し、勝手に深く考えてくれるものらしいです。
100個の題材を用意するということは、事前準備を周到にしておく必要があると思いました。
一生懸命になって100個も準備したのに、出すのはそこから選択した10個になるわけですからね。
ですから、良い題材だけをプレゼンで使うことになるわけです。
★スポーツ漫画に求めているのはチーム編成ではなく、「試合」である!
☆例えば、初心者である作者は「バスの来た道」を全部書きたくなるが、読者は「バスの行き先」を早く示してもらいたいのだと言ってます。
この話は、私もドキリとしました。なぜなら、読者はだらだらと説明をされるより結論をしりたいわけですからね。
結論から話をすすめる文法に「PREP法」というのがあります。なお、「PREP法」については、
⇒『ブログ初心者を卒業!時短できるライティングのコツ・奥義』
で書いていますので、ご参考にしてください。
★プレゼンに「負けの気持ち」を出してはいけない!
☆常に挑戦する人を読者は応援したくなる、負けの気持ちは同情し共感するかも知れないが、その時だけだと言っており、長く読んでもらうためには、「応援する気持ち」を持ってもらうことが読者自身をも元気にして大切なことだと言ってます。
「応援する気持ち」を持ってもらうには、当然ですが、読者に共感してもらうことが必要ですから、そのためには、読者ファーストの気持ちを前面に出すことが大切だと感じました。
以上です。
まだまだ「なるほど」と思うところはありましたが、このへんで・・・
最後に
今回は、
『【感想】「プレゼンの極意はマンガに学べ」で不安を解決!』という題目で書きました。
『プレゼンの極意はマンガに学べ』という本は、
「ドラゴン桜」、「エンゼルバンク」、「砂の栄冠」などの漫画家である三田紀房氏の著書です。
少し、あらすじ?を語りすぎた感がありますが、この『プレゼンの極意はマンガに学べ』は、まだまだ読者自身の血・肉になりますので、是非ご自分で確かめて頂きたいです。
・どうすれば人は話を聞いてくれるのか?
・プレゼンで、どう人を惹きつけるか?
ということをイメージしやすいので、プレゼンの導入図書としては最適です。
ただし、プレゼンのテクニックを深めたい人には、物足りないと感じるかもしれません。
なぜなら、小手先の細かなプレゼン資料の作り方は書かれていませんから。
私の今回の投稿を読んだとしても、この本の良さ、納得度は伝わりきれないと思っています。(伝えきれない私が悪いのですが・・・)
「自分の人生観や価値観を高めたい!」
という方には、是非、『プレゼンの極意はマンガに学べ』を読んで頂きたいです。
⇒『【オーディオブック】体験してわかった5つのメリット・デメリット』