自衛隊の任務は、『わが国を守る!』ことです。
陸、海、空の自衛隊がありますが、
私は陸上自衛官でしたので、陸上自衛隊について書きますね。
私の友人から、
陸上自衛隊の仕事(職種)はどんなものがあるの?
一日の予定はどうなっているの?
というご質問がありましたので、職種の一覧表を作成しわかりやすく解説します。
なお、自衛隊のOBとは言え「守秘義務」というのがありますので、資料を作成する上で次を参考にさせていただきました。なお、本ページはプロモーションが含まれています。
※参考「陸上自衛隊ホームページ」
陸上自衛隊の仕事(職種)はどんなものがあるのか?
そもそも、自衛隊はどんな仕事をしているのでしょうか?
大きな任務としましては、
「国の平和と独立を守る」という使命の下、領土・領海・領空を守る活動や災害時の捜索・救助、医療等の対応、海外での国際平和協力活動などを行っています。
そのためには、
それぞれ専門の仕事(職種)ができる部隊が組織として行動し、自己完結できることが重要になります。
陸上自衛隊の仕事(職種)は何個あるのか?
結論としまして、16個の仕事(職種)があります。
大まかに説明しますと、
✅圧倒的な火力で敵をやっつける仕事
✅道路を作ったり、川に橋を掛けたりする仕事
✅大きな組織(部隊)との間のシステムや通信を確保する仕事
✅敵の情報をつかむ仕事
✅後の方で様々な支援をする仕事
などの仕事(職種)があり、これが16個もあるということです。
なお、今まで、仕事(職種)と書いてきましたが、仕事=職種という概念で、次からは『職種』とします。
陸上自衛隊の職種にはどんなものがあるのか?
まずは、『職種一覧』を作成しましたので、ご覧ください。
左から、職種名、職種徽章(きしょう)、イメージ図、職種の仕事内容となっています。
職種名は、「○○科」というように16個の『科』に分かれています。
職種徽章(きしょう)は、バッチのようなもので、制服を着た際に左右の襟元に付けるようになっています。
『職種』についてご理解いただけたでしょうか?
陸上自衛隊の一日の予定は?
自衛官の一日の勤務時間は、
『隊員の勤務時間及び休暇の細部取扱いに関する達』という規則で定められています。
基本的に、7時間45分と決められており、1日のスケジュールは、
8時15分に課業開始、12時に課業終了、
12時~13時が休憩時間、
13時に課業開始、
17時に課業終了
という流れとなります。
また、原則として、勤務時間以外は自由な時間ということになっています。
その他について
以上、「職種」や「一日の予定」について説明しましたが、他に良く聞かれるのは、
「主要部隊配置はどうなっているのか?」
「階級について聞きたいのですが?」
という内容です。
そのため、別に記事を書きましたので、以下を参考にしてください。
※参考
⇒『陸上自衛隊の主要部隊配置はどうなっているのか?』
最後に
今回は、
『陸上自衛隊の仕事(職種)と一日の予定はどうなっているのか?』
と題しまして、表にまとめて解説しました。
陸上自衛隊は、16個の職種があり、大まかには、
✅圧倒的な火力で敵をやっつける仕事
✅道路を作ったり、川に橋を掛けたりする仕事
✅大きな組織(部隊)との間のシステムや通信を確保する仕事
✅敵の情報をつかむ仕事
✅後の方で様々な支援をする仕事
などがあるという事をわかって頂けたと思います。
現在も自衛隊は、
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える・・・」
という服務の宣誓を行い、任務を全うしています。