高等工科学校を目指す方へ「令和6年採用試験案内」に基づきまして、データを最新にしています。
「高等工科学校に絶対合格したい!倍率や合格率、偏差値を知りたいな!」
「高等工科学校に入学したいけど、そもそも試験日はいつで、受付はいつからなの?」
「合格するにはどんな準備をすればいいの?1から教えて欲しい!」
と悩んでいるあなたに向けて、幹部自衛官でした私が疑問を解決しますね。
まず、気を付ける必要があるのは、
受験できる年齢は、入校年の4月1日の時点で「17歳未満」の方ということです。
ちなみに「高等工科学校」ですが、以前は、
『少年工科学校』と呼ばれていたのはご存じでしょうか?
実は私も、その『少年工科学校生徒』でした。
今は自衛隊OBとなりましたが、先輩として『高等工科学校生徒』を目指すあなたに
・試験概要と準備
・合格ライン、倍率、合格率、偏差値
などについて、わかりやすく説明しますね。
さらに、
この記事を最後まで読んで頂くことで、
合格に必要な試験対策の手順や方法がわかります。
まずは、
高等工科学校に合格するアドバイスをして、あなたの「自衛官」人生を応援します。
なお、本ページはプロモーションが含まれています。
陸上自衛隊【高等工科学校】に入学したい人へ!
『高等工科学校』は、入学費用がいりません。
そして、特別職国家公務員として、
月額117,900円(令和5年12月現在)の生徒手当が支給され、さらに、一年に2回(6月、12月)期末手当(ボーナス)も支給されます。
さらに、福利厚生など整った環境で学ぶことができるので親も安心できます。
ところで、2020年10月2日に、
『沸騰ワード10』で、お笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんが【高等工科学校】の『1日学校長』体験をしたのはご存じでしょうか?
カズレーザーさんの最後に発言した感想が、「超感動もの!」と大きな話題になり、「高等工科学校」の名前も広く知れ渡るきっかけになりました。
さて、
【高等工科学校】に合格後の将来ですが、
一般の高校と同じ様に3年生で卒業すると、その後の基本的ルートは生徒陸曹候補生課程に進むことになります。
高卒としては最短コースで3等陸曹に任官し、定年まで勤めることができる陸上自衛官になるわけですね。
それ以外のルートには、
防衛大学校や航空学生(パイロット候補生)などの受験資格を持つこともできます。
すぐにでも、
「高等工科学校」を目指したい方はこちらをご覧ください。
⇒『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』
ただし、
【高等工科学校】に入学できるのは、
全国から2,000人以上が応募して合格できるのは、300人強です。
つまり、単純計算でも、
約7倍の倍率(7人に1人の合格)を突破しないといけないわけです。
「やるか!」「やらないか!」
を決めるのは、あなたです!
ですが、
「やる!!」
と決めたからには、『合格する覚悟』を持ちましょう。
【高等工科学校】の入試について
大変厳しいことを言いましたが、親心だと思ってください。
ここで、まず、
「高等工科学校の生徒」と「普通の高校生」の違いを知りたい!と思った方は、こちらを参考にしてください。
⇒『【高等工科学校】普通の高校生とは何が違うの?どんな教育?卒業後は?』
さて、簡単に募集の概要を説明しますね。
『推薦』と『一般』の募集について
ここから先を読もうという方は、すでに、
『合格する覚悟』を決めた方と認識して話を進めます。
「高等工科学校学生の募集要項」の応募資格を見ると、『推薦』と『一般』に区分されています。
まずは、応募資格条件を知ることが大切ですから、図で説明しますね。
それでは、下図を見てください。
ここで、気になるのが「試験日」でしょう。
目標となるのは、1月です!
通常の高校入試は2月~3月頃ですので、
1カ月以上早いこと、正月が明けたらすぐ試験だということを覚えておいてください。
また、『推薦』は、
となっています。
成績優秀者や生徒会活動、部活動等において顕著な指導力を発揮した実績がある、優れた資質を有する必要があります。
その、優秀な能力のある人ですが、応募も約100名ですから、2人に1人は落ちると思ってください!
そして、『推薦』とはいえ試験種目は、
口述試験
筆記試験(作文を含む。)
身体検査
があります。
推薦採用試験の結果、「不合格」となる場合もあるわけですので、一般採用試験への志願手続きを行っておいた方が良いでしょう。
推薦採用試験の結果が「合格」の場合は、
当然、一般採用試験は受験する必要はありませんが…
さて、『一般』の場合です!
通常は、こちらで合格を目指すことになると思います。
「高等工科学校学生の一般試験」は、
・口述試験
・身体検査
が行われます。
なお、高等工科学校の学生は、中学卒業(見込みを含む)した人がほとんどですが、応募資格に「17歳未満の男子」とあり、学年が1つ上の人もいます。
『入試』、合格ラインについて
さて、『入試』でよく質問されるのは、合格ラインです。
「何点取れば合格できますか?」
という方が多いのですが、ハッキリ言います!
自衛隊の試験において、何点取れば確実に「合格」というのはありません!
ですから、
「いかにして、募集人数の中に潜り込むか」
ということを考えましょう。
そのために、
『合格する覚悟』が必要だ!
と言わせてもらいました。
とにかく
1次試験に合格することを目標にしましょう!
しかしながら、
「そもそも、自衛隊の試験問題って、どんなものなのか?」
「高等工科学校の試験は、どんな問題がでるのかな?」
と不安になりませんか?
不安を安心に変えます!
そこで、
この記事をここまで読んでくれたあなたに教えたいことがあります。
どういうことかと言いますと、
不安を安心に変える方法があるのです。
そのための試験対策の手順とその内容につきましては、以下の記事で書いていますので、どうぞご覧ください!
⇒『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』
情報と合格へのプッシュ
ここで、
あなたのライバルについて伝えておきますね。
と言いますのは、
この記事を投稿してから、アクセス数が毎日増えています。
その数字を正直に投稿しますね。
※2024年6月25日のデータ
この記事を読んでくれているあなたの様に、「高等工科学校」の検索キーワードで、毎日多くの人がアクセスして来ており、頑張ろうとしています。
私にとっては本当にうれしい限りですが、あなたにとってはライバルになりますね。
『作文』の対策について
それから、
「作文」も試験にあります。
どのような考え方で答えたら良いのか?
と悩む人もいると思います。
『作文』の試験時間は、
「30分」で問題を読み解き、短時間に自分の考えをまとめる必要があります。
そこで、
『作文』についての対策は、こちらに参考となる詳しい内容を書いていますのでご覧ください。
⇒『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』
「2次試験」について
2次試験の『身体検査』は、
「検査基準」をみたしていれば、身体検査は「合格」という意味です。
私の同期生の中には、この様なこともありましたので紹介しますね。
『身長』の基準を見ますと、
「150㎝以上のもの」とありますね。
「試験当日に149cmの人は不合格なのかな?」
といいますと、
「み・こ・み」という概念???があるのです。
「これから伸びるであろう…」
ということで、合格した人もいます(絶対では無く、あくまでも参考にしてください。)
そして、『口述試験』もあります!
当然のことですが、
「自衛隊生徒としての資質」
を試験官は見ますし、質問されます!
これも、「合格点は、何点以上!」という点数で客観的に表すことは出来ません。
口述試験、つまり面接ですが、
私も正直に苦手意識がありますし、おそらく、
「口述試験は、どんな感じなのかな?」
「面接は苦手!どんなことを聞かれるの?」
など、多くの人は不安に思うことでしょう。
そのため、高等工科学校の口述試験に関する記事も別に書いていますので参考にしてください。
⇒『高等工科学校の【口述試験(面接)】対策!めざせ2次試験合格!』
倍率、合格率、偏差値は?
「高等工科学校」に入学するためには、倍率や合格率、偏差値を知りたいと思いますので、説明します。
倍率は?
令和2年までの過去5年間の「試験応募者数」、「採用者数」、「倍率」を表にしてみました。
上の表から、全国から2,000人以上が応募して、採用されるのは300人強であることが解かりますね。
そして、倍率が5.4 ~ 8.6倍、つまり6~9人に1人しか合格できません!
倍率が年々下がっているのは、応募者数が減っているからです。
しかしながら、新型コロナの影響などもあり民間就職が困難な現実が背景にありますので、これからも応募者の激増が予想されます!
合格率は?
下図は、令和3年までの「合格率」です。
毎年、合格率が上がっていますね。
しかしながら、
これから先は新型コロナの影響などを考慮すると厳しくなる可能性があるといえるでしょう。
偏差値は?
高等工科学校生徒の「偏差値」は、
57前後です。
なぜなら、
「筆記試験」だけ受験する人たちがいるから、「得点のばらつき」が大きくなり入試における偏差値はそれほど高くありません。
「受からないと思うけど、取りあえず筆記試験だけでも受けておくか!」
という人もいるからですね。
ただし、
入学した後の全国模擬試験での偏差値は当然ですが高くなります。
高等工科学校の入試は、
「学力」も大切ですが「面接」や「健康管理」も重要な合格への対策となりますので、注意してください。
推薦と一般の倍率について
下図は、過去5年間の「推薦と一般の倍率」です。
これからわかるのは、
推薦は2人~3人に1人は不合格になり、一般は6人~9人に1人しか合格しない!
という事実です!
勉強のコツ!
民間企業への就職が困難な時期は、自衛隊へ就職を希望する人が増えます。
ライバルは多くとも、
合格までの早めの準備と対策をしておけば、間違いなく「合格」できます!
そこで、
勉強のコツ!
を知って、効率良く学習しましょう。
そのためのアドバイスは、こちらの記事で詳しく書いていますので、参考にしてください。
⇒『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』
まとめ
今回は、
『【高等工科学校】に入学したい!偏差値、倍率、合格率は?』
と題しまして、
「高等工科学校に入学したいけど、試験日はいつで、受付はいつからなの?」
「高等工科学校の倍率や合格率、偏差値を知りたいな」
「合格するにはどんな準備をすればいいの?」
と悩んでいるあなたに解説しました。
【高等工科学校】に入学できるのは、
全国から2,000人以上が応募して、合格できるのは300人強です。
ですから、
『合格する覚悟』が必要だ!
と言わせていただきました。そして、
『倍率』は、過去5年をみると6~9倍、
『合格率』は、10~17%くらいで、
『偏差値』は、57前後
であるコト、また、
すこしでも早めの「準備と対策」をしておけば、間違いなく合格できる!
というコトを、説明しました。
なお、
この記事で説明しきれていない重要な試験対策の手順、その内容につきましては、こちらに書いていますので、是非ご覧ください。
⇒『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』
応募についてわからないことや細部に関することにつきましては、早めに、近くの自衛隊地方協力本部の募集窓口に相談してくださいね。
遠慮はいりません!
なぜなら、自衛隊地方協力本部の隊員さんは、募集に関するプロですから!
募集コールセンターへの電話番号は、
0120-063792です。