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【高等工科学校】普通の高校生とは何が違うの?どんな教育?卒業後は?

高等工科学校左に人右に建物

『高等工科学校の合格!』を目指して勉強しているあなたは、次の様なことを考えませんか?

「高等工科学校って、何を目的にした高校なの?」

「どんなことを教育してるの?」

「卒業後は、どんな感じなの?」

などの疑問は少なからずあることでしょう。思い出せば、私もそうでしたから・・・
ちなみに私は、高等工科学校の前身である、「少年工科学校」を卒業した陸上自衛隊のOBです。

この記事を読んで頂くことで、高等工科学校は、

・どんな人を育てる学校なのか
・卒業後は、どんな未来になるのか

の概要がわかります。

読み終えた際には、あなたの未来がイメージできると思いますよ。

普通の高校生とは何が違うの?どんな教育?卒業後は?

どんな人を育てる学校なの?

高等工科学校は、
「技術的な識能を有する陸曹」を育てることが目的の学校です。

『高等工科学校』の学生の間は自衛官ではありませんが、卒業時には自衛官になります。

そのため、陸上自衛隊の主要な装備の技術に関することを学ぶことになります。
例えば、システムやネットワーク、コンピューターセキュリティ、デジタル機器などの操作・修理を行う人材の基礎を育成する高校ということです。

※「陸曹」とは、自衛隊の階級的な立場を現していて、「陸士」と「幹部」の中間の位置づけです。

ですから、
「理数系」を重視した教育が主で、また、グローバル化を念頭においているため「英語」にも力を入れています。

数学の一次方程式や分数ができないレベルでは、せっかく合格して入校しても、早々に退校していく場合も少なからずありますから、理数系には自信を持って欲しいですね。

また、自衛隊の装備もシステム化されていますので、「ネットワーク」「サイバーセキュリティ」の知識が必須となるのです。

そのため、高等工科学校では、それらの他に「プログラミングの基礎」も教育されています。

さて、近年は自衛隊への関心も増加しています。
ですから、受験に合格する事は簡単ではありません

そして、大切なことは、あなたの未来です!

「絶対、試験に合格する!!」

と強く願っているのであれば、

通常の高校とは何が異なるのか?
そもそも、どの様な学校なのか?

を理解し、今のうちに「勉強の基礎」をしっかり身に着けましょう。

先ほども触れましたが、「ネットワーク」「サイバーセキュリティ」「プログラミングの基礎」の教育を民間のスクールなどで習ったとしたら、100万円以上かかることになると思われます。

専門学校でしたら、3年~4年の年間120万円のコースというところでしょうか!

それらの「知識や技術」を、『高等工科学校』では給料を貰いながら学習できるのですから、今、頑張る価値は大いにあると言えますね。

「でも、理数系は少し自信がないな!」
「自分でも大丈夫かな?」

などの不安がある方、合格を目指して勉強しているけどアドバイスが欲しいという方はこちらをどうぞ!

『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』

【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策5つの手順をアドバイス
高等工科学校を目指すことにしたけど、「合格するには、何からすればいいのかな?」「他の人は、どんな勉強をやっているのかな?」などの悩みを、高等工科学校卒業の自衛隊OBが解決するため、試験対策の5つのポイントをわかりやすくアドバイスします。

卒業後は、どんな未来になるの?

以前の「少年工科学校」から『高等工科学校』に変わったことは前述しましたね。

大きく変わったことは、学生の身分です!
「少年工科学校」時代は、入校と同時に身分は自衛官でしたが、『高等工科学校』は学生という身分となります。

つまり、主となる高校の授業の合間に、自衛官になる為の基礎的訓練を受けるというスタイルなったことです。

私の頃は、高校生としての授業はありましたが、主は、自衛官になる為の基礎的訓練や精神教育でしたから・・・

さて、高等工科学校に入校したら、目標は「卒業」です。

そして、高等工科学校を卒業したら、自分で考え、行動し、しかも自衛官として「国や国民のために働く」ことになります。

高等工科学校卒業後は、前述しましたように、ほとんどの生徒は「技術的な識能を有する陸曹」になります。

ただし、学力を維持し続けて、
将来は「幹部自衛官」を目指すという、全体の8~10%程度の生徒は、「防衛大学校」を目指します。

また、全体の10%弱ですが「航空学生」と言って、海上自衛隊や航空自衛隊のパイロット等へ進む人もいます。

これらの制度は、高専3年修了者(見込みを含む。) 及び高校卒業と同等以上の学力があると認められる人を対象した制度になります。

私の同期生にも、防衛大学校航空学生の道に進んだ者がいますが、私が土、日曜日の外出を楽しみにしていたのに対して、彼らは勉強に勤しんでいましたね。

さらに、やはり全体の10%程度が、陸上自衛隊の「ヘリのパイロット」となります。

「なぜ、パイロット?」

と思う人もいるかもしれませんが、パイロットになると手当が大きく付くことで通常の人より給料が格段に上がるから人気があるのです。

そして、「少年工科学校」や『高等工科学校』の卒業者の約8割以上の人が「幹部自衛官」になっています。

まとめ

今回は、

『【高等工科学校】普通の高校生とは何が違うの?どんな教育?卒業後は?』

と題しまして、

「高等工科学校って、どんな高校なの?」
「何を教育してる学校なの?」
「卒業後は、どんな感じなの?」

などのあなたの疑問に向けて、

・どんな人を育てる学校なのか
・卒業後は、どんな未来になるのか

の概要を説明しました。

高等工科学校を卒業したら、約8割以上の人が「幹部自衛官」になっている現状です。

どうか、「理数系」には自信を持って勉強を続けて頂き、

『高等工科学校の合格!』

を目指し、頑張ってください。

「試験対策のアドバイス」が欲しいという方はこちらをどうぞ!
『【高等工科学校】目指せ、合格!試験対策の手順をアドバイス』

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