高等工科学校の1次試験を終了後も
「高等工科学校に入学したい!」
と強く願っている人に向けて書いています。
「2次試験で落ちることはあるの?」
「口述試験は、どんな風に行われるのかな?」
「面接は苦手!どんなことを聞かれるの?」
と悩んでいるあなたに向けて、元陸上自衛官で高等工科学校(少年工科学校でした)卒業者の私が解決します。
悲しいかな、当然ですが、
2次試験で落ちる人はいます!
それは、
口述試験でしっかり答えられなかったり、
身体検査の基準を満たしていない場合ですね。
2次試験では、必ず「口述試験」があります!
そこで今回は、こちらにスポットを当ててあなたをサポートします!
口述試験の試験官は、あなたに対して、
『自衛隊生徒としての資質』
を見ますし、そのための質問をしてきます。
でも、ご安心あれ!
この記事を読むことで、高等工科学校の口述試験がどの様に行われ、どのような質問が予想され、それに対して、どう対策すれば良いかがわかります。
つまり、
高等工科学校への『合格』2文字が近づきますよ。なお、本ページはプロモーションが含まれています。
口述試験はどのように行われるか❓
さて、高等工科学校の口述試験は、どのように行われるのでしょうか?
・試験時間
は、気になるところですね。
それでは、ご説明します。
口述試験の試験官の人数は?
試験官は、3名です!
真ん中が背広の事務官、そして、左右に陸上自衛官という形で行われます。
イメージは、次の図になります。
口述試験は、1次試験の合格者に対して、
一人ずつ行われます。(おそらく今後も、集団面接の形はとらないでしょう。)
「口述試験」の事前対策には、
試験官役の人と回答者の実演が一番効果ありです。
1次試験以降に担当地本で模擬面接をしてくれますので、遠慮せずにお願いしましょう。
中学校の先生も面接対策はしてくれるかもしれませんが、地本の方々はかなり本番に近い形で指導してくれますからね。
しかも質問に対して
「こう答えた方がいいよ!」
というアドバイスももらえる場合がありますから自信につながること間違いなしですね。
口述試験の時間はどれくらいか?
口述試験の時間は、一人約15分程度です。
受験するからには、
態度や身だしなみには気をつけましょう。
足を組んだり、良からぬ態度は、日本ではNGですね。
なお、服装は、学校の制服で大丈夫です。
髪、ひげ、ベルト、くつなど
とにかく思いつくところはキレイに、そして清潔感を出しましょう。
口述試験の予想される質問は?
予想される可能性が高い質問としては、
②親の理解
③最近のニュース
④部活や運動の経歴、ポジション
⑤長所
⑥短所
⑦他の志望校
などを挙げることができます。
では、質問の意図するところを見ていきましょう。
①志望動機と②親の理解
①志望動機や②親の理解の質問は、
・入りたいという強い意志があるか?
・どのような学校か概要は知っているのか?
・親は入校を賛成しているのか?
などの確認となります。
「絶対に入校したい!!」
と強く訴える場面ですね。
③最近のニュース
最近のニュースの質問は、
・なぜ、そのニュースに関心を持ったか?
・自分の意見はあるか?
などの確認となります。
日常から、
スマホでゲームばかりしているのではなく、
「周りを視ることを意識している!」
と訴えるところですね。
④部活や運動の経歴、ポジション
部活動などの質問は、
・健康面は大丈夫か?
・部活などを通して、団結・規律を体験したか?
などの確認となります。
「身体、健康面には自信がある!」
と訴えるところですね。
⑤長所と⑥短所
長所や短所の質問は、
・良いところや悪いところを知っているか?
・短所に対してどうしているか?
などの確認となります。
「短所はあるけど、
こうやって克服している!」
と訴えるところですね。
⑦他の志望校
他の志望校の質問は、
・滑り止めに受験しただけか?
・他の志望校に行く予定はあるのか?
などの確認となります。
「ほかに志望校はありません!」
「絶対に高等工科学校に入りたい!」
と訴える場面ですね。
とにかく、
自信をもって言い切れば、かなり合格の確率を高めることができますよ。
回答する際のポイント
1次試験の筆記試験を合格したということは、
「あなたは、科目における知識はある」
と認められたということになります。
ですから、あとは、
「受け答えがしっかりとできるかどうか?」
を確認するために、口述試験を行うわけです。
「資質が高く、やる気がある」
という将来ある人材を求めていますから、
「本当は、入りたくないな!」
「やっぱり入校するのや~めた」
のような気持ちを試験官に悟られたら、
間違いなく落ちます!
もし試験官から、
「今回、残念ながら落ちた場合は、どうしますか?」
という質問があった場合は、
「私は、高等工科学校以外は受験するつもりはありません!落ちたら来年もまた受けます!」
くらいの気持ちで答えましょう!
なお、
【面接試験】攻略法の本が発売されていますので、載せておきますね。
とてもわかりやすい内容です。
2次試験の案内について
1月末には、1次試験の合格通知が届きます。
その際には、次のような2次試験の案内も
来ますからしっかりと準備をして臨みましょう。
1試験期日:令和〇年2月〇日(〇曜日)
2受付:08時10分~08時40分
3試験会場:陸上自衛隊〇〇駐屯地
4試験時間:09時10分~試験終了まで
5試験種目:口述試験(個別面接)及び身体検査
6携行品
(1)受験票、面接カード、身体検査問診票
(2)筆記具(ボールペン)
(3)眼鏡等
(4)昼食(必ず持参して下さい)
(5)身体検査時の注意事項
などが連絡されます。
なお、
『高等工科学校の合格率等』については、こちらの記事をご参考にしてください。
⇒『陸上自衛隊【高等工科学校】に入学したい!入試、倍率、合格率、偏差値は?』
また、『高等工科学校』の概要や無事に合格した際のあなたの未来は、こちらになりますので、ご参考にしてください。
⇒『【高等工科学校】普通の高校生とは何が違うの?どんな教育?卒業後は?』
まとめ
今回は、
『高等工科学校の【口述試験(面接)】対策!めざせ2次試験合格!』
と題しまして、あなたの疑問に答えました。
✅口述試験はどのように行われるか?では、
試験官の人数は3名で、試験時間は、約15分くらいと説明しました。
✅口述試験の予想される質問は?では、
予想される可能性が高い質問として、
①志望動機
②親の理解
③最近のニュース
④部活や運動の経歴、ポジション
⑤長所
⑥短所
⑦他の志望校はあるかどうか
を挙げ、試験官の確認のポイントと「どう訴えるか!」を説明しました。
✅回答する際のポイントでは、
「受け答えがしっかりとできるかどうか?」
を確認されるので、
「絶対に合格して入校したい!」
という気持ちをぶち明けることを説明しました。
それでも、
「まだ、少し自信が無い!」
「もっと、
口述試験について勉強しておきたい」
という方は、【面接試験】攻略法の本が発売されていますので、こちらをどうぞ!とてもわかりやすいですよ。