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【自衛隊の手当一覧】給料アップにつながるテクニックを披露!

『自衛隊の手当』は、
「防衛省職員給与施行細則」に定められています。
しかしながら、あまりにも複雑な上に改正も多いです。

そこで、

自衛隊の代表的な手当について知りたいな!

手当は、いくら
支給されるのかしら?

などの疑問を解消するだけでなく、給料アップにつながるテクニックもご紹介します。

私は、元陸上自衛隊の幹部自衛官でした。決して悪い方法ではありません!

合法で、上司からも高評価を受け、なお且つ、給料がアップするなら早く知りたいですよね。
是非、参考にして下さい。

自衛隊の代表的な手当一覧

自衛隊では、民間会社と同様に、
「基本給」の他に各種の「手当」が支給されています。

正直言って、「基本給」だけでは十分な給料とは言えません。各種の「手当」が支給されて、民間とのギャップを埋めているわけです。

なぜなら、

「基本給」+「手当」

を支給しないと、自衛隊に入隊する人が減ってしまうからですね。

それでは、
代表的な「手当」について見ていきましょう。
なお、本ページはプロモーションが含まれています。

地域に支給される手当

まずは、
地域、つまり、その土地で勤務することで支給される手当があります。

それは、

・地域手当
・寒冷地手当
・特地勤務手当(離島手当)
・広域異動手当

ですが、一つ一つ概要を説明しますね。

地域手当

駐屯地が「所在する地域」によって、

給料の3%~20%

の手当が支給されます。

ただし、全ての駐屯地が対象では無く、支給されない駐屯地もあります

「地域手当」については、別に記事を書いていますのでこちらも参考にしてください。

『自衛隊の【地域手当】とは?支給される駐屯地を表にしてみた!』

寒冷地手当

積雪の多い駐屯地は、
暖房器具や除雪機などに灯油代など多額のお金がかかってしまいますので、それらの補填として支給される手当です。

「寒冷地の等級」により差はありますが、11月~3月までの間、

7,360~26,380円

が支払われます。

特地勤務手当

硫黄島、礼文島などの離島で勤務する場合、等級によって、

給料の4~25%

が支給されます。

広域異動手当

『人事異動』により、

旧勤務地と新勤務地の距離が60km以上

の場合に支給される手当で、

5%又は10%

が支払われます。

「広域異動手当」については、別に記事を書いていますのでこちらも参考にしてください。

『知る人ぞ知る!自衛隊に支給される【広域異動手当】とは?』

結婚すると支給される手当

「曹・士」の場合は、結婚することで駐屯地の外での生活が認められます。

「幹部」の場合は、学生の時以外は駐屯地の外での生活となります。

そのために、支給される手当は以下のとおりです。

・営外手当
・通勤手当
・住居手当
・扶養手当
・単身赴任手当

では、一つ一つ概要を説明しますね。

営外手当

「幹部」や「曹・士」の結婚などで営外居住を許可された隊員には、

毎月6,020円

が支給されます。

通勤手当

自宅勤務地間の通勤距離に応じて支給される手当です。

電車などの公共交通機関が許可された場合は、

55,000円(6カ月分)

が限度額として支払われます。

自動車などの交通機関が許可された場合は、

2,000円~31,600円(1カ月分)

が支払われます。

「通勤手当」については、別に記事を書いていますのでこちらも参考にしてください。

『自衛隊の【通勤手当】はいくらもらえるの?ガソリン代や高速代は?』

住居手当

駐屯地外のアパートマンションなどに住む際に支給される手当です。

ただし、

最大で28,000円

です。

扶養手当

扶養する親族や配偶者などに支給される手当です。

・父母等 :6,500円
・配偶者 :6,500円
・子(16歳未満):10,000円
・子(16歳~22歳):15,000円

が支払われます。

「扶養」については、別に記事を書いていますので、こちらも参考にしてください。

『【やっと解った】扶養とは?「103万の壁」や「130万の壁」とは?』

単身赴任手当

命令により「人事異動」があり、単身赴任となった場合に、住居と新勤務地の間の距離に応じて

月額30,000~100,000円

が支給されます。

「単身赴任手当」については、別に記事を書いていますので、こちらも参考にしてください。

『自衛隊の【単身赴任手当】!支給額及び支給条件と注意すべき点は?』

通常の仕事以外で支給される手当

通常の仕事以外に、

駐屯地内外の警備をしたり、
震災などの際に派遣された場合

などで支給される手当は、以下のとおりです。

・夜勤手当
・災害派遣手当
・感染症看護手当

では、一つ一つ概要を説明しますね。

なお、
「自衛隊の仕事(職種)」については、別に記事を書いていますのでこちらを参考にしてください。

『陸上自衛隊の仕事(職種)には、どんなものがあるのか?』

夜勤手当

「命令」に基づき、夜勤をすることになった場合に支給される手当です。

『警衛勤務』は、
夜間も駐屯地内外の警備をしていますので、

490円又は980円

が支給されます。

災害派遣手当

以前は支給されていませんでしたが、
台風、土砂崩れ、地震などの災害派遣の際に支給される手当です。

通常の作業なら、日額1,620円

作業が著しく困難な場合は、日額3,240円

が支給されます。

なお、ご遺体を取り扱う作業をした場合は、

1日当たり千円

ご遺体の損傷が激しい作業をした場合

1日当たり2千円

が追加支給されます。

感染症看護手当

感染症患者の対応をする作業に従事した場合に

日額290円

が支給されます。

ただし、

新型コロナウィルスへの対応の場合は、「災害派遣」となりましたので、

本来、1日あたり1,620円

となるところでしたが、特例処置により、

1日あたり4,000円

が支給される事になりました。

「良かったです!」

この場をお借りして、医療従事者に、心から感謝いたします!

危険を伴う際に支給される手当

自衛隊の仕事(職種)の中で、特に、危険を伴う際に支給される手当があります。

いくら支給されるのか?

を簡単に紹介しますね。

落下傘隊員手当

第一空挺団などの落下傘部隊に所属している隊員には、

毎月俸給の33%

が支給されます。

落下傘降下作業手当

階級などによって異なりますが、降下1回あたり

2,800~6,300円

が支給されます。

航空手当

ヘリのパイロットヘリに乗り込む機上整備員には、

俸給の60%

が支給されます。

不発弾処理手当

不発弾を処理するに当たり、不発弾の状態危険度に応じて、

750~10,400円

が支給されます。

その他

この他にも、まだまだ各種の手当があります。

例えば、海上自衛隊には、航海手当などの手当もあります。

航海手当の日額は、

最低590円~最大3,980円

が支給されます。

給料アップにつながるテクニック

代表的な「手当」を理解したところで、
『給料アップにつながるテクニック』を紹介します。

では、結論を述べます

先ほど説明しました
『通常の仕事以外で支給される手当』

・夜勤
・災害派遣
・感染症看護

「率先して自らやる!」ということです。

なぜなら、
例えば、夜勤手当の出る「警衛勤務」ですが、若いうちは月に1~2回、割り当てられます。

だったら、

「私が付きます!」

と率先して臨みましょう。
このようなことを書くと、

「こっちの都合もあるんだぞ!」

「土日は、デートもできなくなる!」

という方もいると思いますが、確かに、毎回、毎回で無くとも良いと思います。

しかしながら、自ら率先するという行動は、「勤務割り」をする立場の隊員(中隊でも曹の上の人)からは、間違いなく、信用と感謝の気持ちが生まれます。

中隊長の耳に、

「〇〇隊員は、協力的で頑張っていますよ!」

という言葉が入れば、序列のアップにもつながりますよ。

 

「災害派遣」や「感染症の看護」の場合も同様です!

「手当」、つまり、支給されるお金ありきを考えるのでは無く、

「自分が行きます!」

と率先して声を上げましょう。
そうすることで、上司から、やる気や熱意を感じてもらえるし、信用や感謝もされ、高評価につながります。

結果的に、「手当」が支給されて給料アップにつながります。

良いコトばかりですね。

なお、
ボーナスアップにつながる記事も書いていますので、こちらをご覧ください。

『【自衛隊の賞与】ボーナスをアップするための5つのワザ!』

【自衛隊の賞与】ボーナスをアップするための5つのワザ!
自衛隊では、毎年、6月と12月に【賞与】つまり、ボーナスが支払われています。その際に、「今回のボーナスは、前回より多く欲しいな!」「ボーナスをアップする方法はないのかな?」と思っているあなたの希望に、陸上自衛隊OBの私が答えます。

まとめ

今回は、

『【自衛隊の手当一覧】給料アップにつながるテクニックを披露!』

と題しまして、

「自衛隊の代表的な手当について知りたい!」

「手当はいくら支給されるのか?」

などの疑問を解消するだけでなく、給料アップにつながるテクニックもご紹介、ご披露しました。

決して悪い方法ではありません。

合法で、かつ、
上司からも高評価を受け
なお且つ、
給料がアップするテクニック!

それは、

『通常の仕事以外で支給される手当』

・夜勤
・災害派遣
・感染症看護

「率先して自らやる!」

ということでした。

支給される「手当」ありきを考えるのでは無く、

「自分がやります!」

と率先して声を上げることで、

上司から、やる気や熱意を感じてもらえるし、信用や感謝もされ、高評価につながり、結果的には、「手当」が支給されて、

給料アップにつながる!

と説明しました。是非、参考にして下さいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました

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