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【なるほど解決】e-POWER2つのデメリットとハイブリッドとの違い

日産e-POWERの2つのデメリットとハイブリッドとの違い

『e-POWER』は、アクセルペダルの踏み方だけでブレーキペダルを踏まなくても加速から減速までできます。

日産の技術力により、操縦手の疲労軽減に貢献してくれていますが、

「e-POWERのデメリットは何なの?」

「ハイブリッドとの違いはどういうところなの?」

というあなたの疑問を解消します。

実は私も『e-POWER』を体験するまでは、その様な疑問を持っていました(笑)

そこで、2019年製「セレナ」2021年製「ノート オーラ」に乗って『e-POWER』を体験した今だから、『e-POWER』のデメリットやハイブリッドとの違いが解ります。

また、「セレナ」と「ノート オーラ」の『e-POWER』には違いがありますのでわかりやすく説明しますね。

『e-POWER』の2つのデメリット

日産『e-POWER』には、

①頻繁にエンジンが稼働
②運転には慣れが必要

という大きく2つのデメリットがあります。

それでは、1つ1つ説明しますね。

e-POWERのデメリットその①頻繁にエンジンが稼働

『e-POWER』のデメリットの1つ目は、
完全電気自動車と異なり頻繁にエンジンが稼働することです。

なぜなら、
電気自動車のような大容量のバッテリーを搭載していないからです。

ですから、長時間エンジンを停止することはできませんし、エアコンを入れればエンジンの稼働数が増加することになります。

そのため、
電気自動車のように常に静かでは無いということです。

しかし、従来のエンジン駆動車と比較すれば静寂性は向上しています。
静かさについてはこちらの記事でも書いていますので、参考にしてください。

⇒『【徹底比較】日産「オーラ」と「ノート」の違い!私が購入したのは?』

e-POWERのデメリットその②運転には慣れが必要

『e-POWER』のデメリットの2つ目は、
他のクルマとは全く異なるため、自分の思い通りに運転するには、慣れが必要になるということです。

なぜなら、
運転手の意図していないタイミングでブレーキランプが点灯するからです。

『e-POWER』は、アクセルペダルから足を離す動作や踏み込みを緩める動作をすると、システムが重力を感じてブレーキランプが点灯する仕組みになっているのです。

そのため、
アクセルペダルだけでブレーキ操作もできますから、慣れが必要となり始めての時はまず驚きます。

『e-POWER』は、アクセルペダルの操作でブレーキを感じてバッテリーを充電する優れもので、個人的にはとても感激していますが、後続車には迷惑をかけている事もあるかも知れませんね。

セレナとオーラの『e-POWER』の違い

2019年製「セレナ」から現在は2021年製「ノート オーラ」に乗っている私は、『e-POWER』の違いを体験しましたので、説明しますね。

その昔、大型車には「ハイドロアシストブレーキ」※が付いていました。

2019年製「セレナ」に初めて乗った際、
『e-POWER』には「ハイドロアシストブレーキ」に似た制動力を感じて超感激しました。

2019年製の『e-POWER』は、
アクセルペダルの操作だけでブレーキ操作をしなくても停止することができました。

ですから、信号待ちや踏切などでもアクセルペダルから足を離す必要が無く、微妙な足裏の調整でブレーキペダルを踏まない運転ができました。

 

しかしながら、
現在乗っている2021年製「ノート オーラ」の『e-POWER』は、停止する際は、必ずブレーキを踏むように改良されています。

そのため、現在は、
アクセルペダルの操作でできる限りスピードを落として、最後のタイヤ転がしのところをブレーキペダルを踏みながら停止する様にしています。

ブレーキペダルを踏むことで確実にブレーキランプが点灯しますから追突される心配が無くなり安心できますね。

「ハイドロアシストブレーキ」とは、
重量の大きな車両がブレーキの倍力装置の能力を失った際に制動能力を得るために、
リヤブレーキに使用する油量を他の系統から供給するように組まれたシステムのこと。
フロントブレーキは、マスターシリンダーで発生した圧力を使って直接制動し、
リヤブレーキは、アキュムレーターに蓄圧した油圧を制動に利用する。

現在、『e-POWER』の適用車は、以下の4車種です。

✅日産 ノート
✅日産 セレナ
✅日産 キックス
日産 リーフ

もしも、

「e-POWERに乗ってみたい!」

と思っていて今のクルマの買い換えをご検討なら、こちらの記事も参考にしてくださいね。
⇒『【知らなかった】車の売却! 買取の考え方と注意すべき5つのポイント』

また、『AURA(オーラ)』とリーフ『AUTECH(オーテック)』の違いについても書いていますので、ご参考にしてください。
『【徹底比較】日産リーフ[AUTECH]とノート[AURA]の違い』

『e-POWER』とハイブリッドとの違い

さて、日産の『e-POWER』は、
従来のハイブリッドとはどのような違いがあるのでしょうか?

結論から言いますと、
車輪を回すのにエンジンを用いるかどうかです。

それでは、
エンジンとモーターを組み合わせた従来のハイブリッド方式を見てみましょう。

図参考先:日産自動車

 

図の様に、「ハイブリッド方式」は、車輪を回すために、従来のクルマの様にエンジンを稼働させる方式にモーターを加えたものでした。

つまり、エンジンは、
走行と発電の2つの目的があります。

一方『e-POWER』は、車輪を回すために、
モーターのみを用いています。

図を見てください。

図参考先:日産自動車

まず、エンジンで発電機を回し、バッテリーにその電力を貯めます。
そのあと、バッテリーからの電力でモーターを回すことで車輪を回すという仕組みです。

このように、『e-POWER』は、
電気が不足するとエンジンで発電する方式となります。

この際、エンジンは発電機を回す目的だけに使うという一見、効率が悪そうな気もしますが、エンジンだけで車輪を回すよりも効率が良いそうです。

まとめ

今回は、

『【なるほど解決】日産e-POWERの2つのデメリットとハイブリッドとの違い』

と題しまして、

「e-POWERのデメリットは何なの?」

「ハイブリッドとの違いはどういうところなの?」

というあなたの疑問に答えました。

 

日産『e-POWER』には、

①頻繁にエンジンが稼働
②運転には慣れが必要

という大きく2つのデメリットがあることを説明しました。

そして、『e-POWER』とハイブリッドとの違いでは、
車輪を回すのにエンジンを用いるかどうか
だと図で説明しました。

「e-POWERに乗ってみたい!」
ということで、今のクルマを買い換えをご検討なら、こちらの記事も参考にしてくださいね。

⇒『【知らなかった】車の売却! 買取の考え方と注意すべき5つのポイント』

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