新車で買った車も、一度乗ってしまうと、
中古車になります。
そして、いつかは次の車に買い換える時期が来ますね。
その様な時、
今乗っている車を売りたい。
できるなら高く買い取って
もらいたい!
中古車を売りたいけど、
そもそも何を準備すれば
いいのかな?
売却する際の注意点
があれば知りたいな
などと悩まれる方の疑問を解消します。
車買取会社によっては、査定額が大きく異なるケースもありえます。
それだけでなく、
車買取業者のなかには強引に売却をすすめたり、後で査定額を引き下げたりする悪質な会社もあります。
今回は、私の車を売却する体験をもとに紹介しますね。
この記事を最後まで読んで頂くことで、
査定の基本をしっかりと押さえることができ、トラブル無く、もっともお得に売却する方法がわかるようになります。
浮いたお金は頭金に回せますよ!
車を売却する際の買取の考え方
それでは、
我が家で起きた車を売却する際の買取騒動を例に紹介します。
事前準備をしっかりとして、ディーラーや買取業者に行きました。
①ディーラーでの話
②大手の買取業者での話
上記の3つの話から、
車を売却する際の考え方をまとめてみました。
事前準備の話ー売る車ー
私は、
日産の売れ筋ミニバンと言える「セレナ」に乗っています。ファミリーカーとしても超人気のモデルですね。
ちなみに、
細部は、次のとおりです。
ハイウェイスターV
プロパイロット、アラウンドビュー、
両側オート
・色:Pホワイト
・年式:令和1年式(2019年式)
・走行距離:8,100km
・車検:2月
・搭載機器:11インチナビ(アルパイン)
ドライブレコーダー、ETC2.0
なお、
「残債型」で車両ローンを組んでおり、
私が買取る場合の金額は、
2,380,000円 です。
つまり、
この「セレナ」に引き続き乗るためには、
2,380,000円 を支払う
必要があるのです。
事前準備の話ー相場ー
さて、
車を高く売るには、査定の前にだいたいの相場を掴んでおくことは大切ですね。
そこで、
「 中古車 セレナ e-power 」
で検索すると、
数ある中、同等の車種や性能では、
300万円ちょいの売値が付いています。
買取業者の粗利がいくらかはわかりませんが、おそらく、260万から270万、いやそれ以上で売れるかもしれないコトがわかりました。
①ディーラーでの話
「新しい『オーラ』と『ノート』に
した場合は、支払いがこれくらいに
なりますよ」
「その時の下取り価格は、
どれくらいになりますか?」
「キレイに乗っていますので、
250万円になります」
やはり、
ディーラーでの下取り価格は、インターネットの査定価格より相当低いというコトがわかりました。
しかも、どうやら『オーラ』か『ノート』を売りたいらしい…ことがわかりました。
まあ、最終的には、「セレナ」を売却してそのどちらかを購入することになるのですが…
⇒『【徹底比較】日産「オーラ」と「ノート」の違い!私が購入したのは?』
②大手の買取業者での話
こちらの手の内は、
260万から270万、いやそれ以上で売れるならと考えています。
一方、大手の買取業者の営業マンは、
260万から270万くらいで交渉しようと考えているはずです。
では、
買取大手の営業マンとのやりとりです。
「だいたいで結構ですので、
どれくらいで売りたいと考えていますか?」
「その辺も相談しようと思っているのですが…」
「わかりました。」
いろいろな話の後に、
「店先に並ぶのは3ヶ月です。
その後はオークションに回ります。
今が旬です!
時間が経過するほど、
走行距離が増えるほど
どんどん相場が下がるので早めの決心を!」
「では、ご査定させて頂きます」
と言って席を立って行きました。
査定から戻ってくると、
「グレードは高いですね」
「ところで、
ナビは、11インチですが、
どうされたのですか?」
「当時、日産の純正は9インチまで
でしたが、長男がいろいろと調べて
11インチにしました」
「このグレードに、11インチナビ
を搭載しているのは、おそらく他に
無いでしょうから、貴重ですよ」
「ぜひ、
高価で購入させてください」
「で、お値段は、
どれくらいでしょうか?」
ここで、営業マンは、
インターネットを使って、セレナの相場を見せてくれました。
画面上では、260万円前後が多く出ていました。
「いつ買取るかで、お値段は
変化しますのでハッキリとは
言えませんが…」
と前置きした上で、
「270くらいですね!」
と言うので、こちらも、
「270なら、私が買いますよ!」
と言うと、
「まあ、もう少し上も
いけるかもしれません」
という具合でした。
何はともあれ、
綺麗に乗っていたコト
車種のグレードが高いコト
コロナ禍で遠出していないコト
大型のナビは人気が高いコト
などで査定額もまだまだ期待が持てそうです。
車を売却する際の5つの考え方 ーまとめー
ディーラーと大手買取業者に実際に行ってみてわかったことは、
・高く売りたいなら、ディーラーの下取りに出さない
・査定額には決まりがなく、さまざまな要因で買取価格は決定される
・いちばん高く売るには、複数の買取業者に競わせる
・時間が経過するほど車の買取相場は下がる
というコトです。
ちなみに、
買取業者も数多くありますが、比較的いつもランキングが高い10社を紹介しますと、
・カーネクスト
・ガリバー
・ビッグモーター
・カーセブン
・アップル
・ネクステージ
・オートバックスカーズ
・ユーポス
・ラビット
まずは、ネットで簡単・無料で見積もりを出してみてはいかがでしょうか?
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注意すべき5つのポイント
実際に、ディーラーや買取業者に出向いて営業マンと話をすることでいろいろと学ぶことができました。
そこで、
今後、車を売却する際に注意すべきポイントを紹介しますね。
②「下取り」より「買取」にする
③「個人売買」や「オークション」は
しない
④査定額の内訳の確認をする
⑤売却のあとの確認をする
以上、5つです。
では、一つずつ説明します。
①査定前の準備
業者に対する印象アップは大切です。
なぜなら、
売る車の本来の価値を適切に査定してもらえるだけでなく、営業担当者の気持ちの乗り方も良い方に変わるからです。
そのため、査定前には、車の清掃や消臭などをしておきましょう。
見た目は綺麗なほうが査定に有利に働く場合がありますから。
ただし、
「何か、修理はしましたか?」
というような質問には誠意をもってキチンと答えましょう。
その際に、
傷やヘコみを無理に自分で直してしまうと、査定額が低くなってしまう場合がありますので注意してください。
②「下取り」より「買取」にする
中古車を売る際は、
「下取り」ではなく「買取」がおすすめです。
なぜなら、
「下取り」では、査定額が低くなってしまう傾向がありからです。
車を買い替える際には、
古い車を引き取ってもらう手軽な方法が「下取り」ですが、査定額が低くなっては意味がありませんからね。
なお、「買取」は、中古車の専門店などに売却する方法です。
中古車の買取から販売までの全てを手がけている業者なら「買取」の見積金額の査定後に、中古車を買う話を出しても良いかと思います。
先に、中古車を買う話を出すと、「買取」の見積金額があやふやになるかもです。
③「個人売買」や「オークション」はしない
「車を売りたい!」という方の中には、
売却価格を自分で決められる上に手数料も取られないので、自分で高値を付けて個人売買やオークションを利用したほうがいいと考える人もいると思います。
しかし、
おすすめしません!
なぜなら、
確かにお得なように思えますが、トラブルなどの難しい対処も必要になるというリスクがあるからです。
売ったすぐ後に、車両の不具合や契約不備が発生した場合は、自分自身だけで対応できないことも考えられますから、専門の買取業者に任せた方が良いでしょう。
④査定額の内訳の確認をする
中古車を売る際は、
買取業者1社だけでは無く、数社に査定してもらうこともあるでしょう。
走行距離や年式などは、間違いはないでしょうが、税金の戻りがある場合や付属オプションなどは査定金額に差が出ることもあります。
ですから、
査定額の総額だけではなく、『内訳』の確認も行いましょう。
⑤売却手続きのあとの確認をする
売却手続きを終了して、
車を引き取ってもらった後に、
故障が見つかった
正常に走らなかった
などの理由により、査定額よりも実際の売却額が低くなってしまうことがあります。
ですから、
何か車の不備が見つかった場合に、査定額が変わることがあるのかどうかの確認をとっておきましょう。
その旨が契約書に書いてあれば問題はありませんが、無い場合は、会話を録音するなどの証拠を残しておくことをおすすめします。
誰が喜ぶか?それぞれの視点という話
私の車はセレナですが、実は、もう1台、長男はスバル車に乗っています。
そこで、
現在の検討内容の3つを紹介します。
①現在のセレナを売却し、新たに車を買う
メリットは、
238万円のお金がいらない。
(買取り業者に高く売る)
デメリットは、
乗る車が無くなるため、新たに車を購入することです。
ディーラーが最も進めている方法です。
買取り業者も満足です。
②現在のセレナの残債を支払い、車を交換する
メリットは、
新たに車を購入しなくて済むこと。
デメリットは、
238万円のお金が必要なことです。
ディーラーは、新たな車の購入がないのであまり乗り気では無い。
買取り業者は、不満足!
③現在のセレナの残債を支払って、長男のスバル車を買う 長男は、新たに車を購入する
メリットは、
スバル車の残金を支払うのみで、親の出費が少ない。
デメリットは、
長男が新たに車を購入する必要があることです。
しかし、
「新型フォレスター」が欲しいらしく超乗り気。
ディーラーは、新たな車の購入がない上に、全くメーカーとの繋がりが無くなるので、全く乗り気では無い。
買取り業者は、満足です。
ーまとめー買取の考え方と注意すべきポイント
今回は、
『【知らなかった】車の売却!買取の考え方と注意すべき5つのポイント』
と題しまして、
「今乗っている車を売りたいけど、できるなら高く買い取ってもらいたい」
「中古車を売りたいけど、そもそも何を準備すればいいのかな?」
「売却する際の注意点があれば知りたいな」
などと悩まれる方の疑問に答えました。
車を売却する際の買取の考え方では、ディーラーと大手買取業者に実際に行ってみて
・高く売りたいなら、ディーラーの下取りに出さない
・査定額には決まりがなく、さまざまな要因で買取価格は決定される
・いちばん高く売るには、複数の買取業者に競わせる
・時間が経過するほど車の買取相場は下がる
ということを説明しました。
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また、
注意すべき5つのポイントでは、
②「下取り」より「買取」にする
③「個人売買」や「オークション」はしない
④査定額の内訳の確認をする
⑤売却のあとの確認をする
ということを説明しました。
そして、最終的には、
「セレナ」を売却してそのどちらかを購入することになるのですが、続きはこちら!
⇒『【徹底比較】日産「オーラ」と「ノート」の違い!私が購入したのは?』
最後まで読んで頂きありがとうございました