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職場で人間関係が悪くなる理由!【3つの原因と2つの解決策】

こんにちは、ジン坊です。

「職場であの人と話をするのもイヤだな!」

「あいつは、俺のことをバカにしてるな!」

「上司からまた文句言われたから、行きたくないな!」

など人間関係の悩みを抱えていると、本人にとって大きなストレスになります。

「職場での人間関係」が良くないと思っているあなたに向けて、力になりたいと思って書いています。

私は、陸上自衛隊のOBで、約2年ごとに勤務環境、つまり、職場が変わりました。

その間、多くの上司、先輩、同期・同僚、部下や後輩との繋がりや何らかの関わりを持って生きてきました。
反省しますと、上下関係がある仕事場でしたから、常に職場全員が仲良しというのはありえませんが、「職場の人間関係は悪いモノ」という感覚を持ったことはありませんでした。

なぜなら、
知らず知らずのうちに私は、あることを心してやっていたからです。

それらについて、
私の経験から言えること及び偉人のことばを拝借して説明します。
この記事を読んで頂くことで、

・人間関係で最低限心しておくこと
・人間関係を悪くする原因
・人間関係を良くする解決策

が解かります。
あなたのたった1度の人生を後悔して欲しくないので、何らかのお力になれればと考えています。

職場で人間関係が悪いのには理由があります!

ちょっと懐かしい過去を思い出してみましょう!

小学校、中学校、高校の時のことを・・・
40人くらいのクラス全員がとても仲良しで、
いじめや仲間はずれなどまったく存在しなかったし、
人の悪口を言う人も誰もいなかった。

正直なところ、私の思い出では、そんな事はありませんでした。
友達と楽しい日々を暮らした思い出もたくさんありますが、
けんかやいじめ、人の悪口を言ったこともありますし、その逆もありました。

皆さんは、いかがでしょうか?

そして、現在の仕事関係においても

「うちの会社は、どこよりも人間関係が最高だ!」
「こんなに働きやすい職場はない!」

という話は残念ですがあまり聞きません・・・

それは、なぜでしょうか?

そもそもが、バラバラな性格、生活環境の違う人が集まっているので、
全員が相手を理解し合い、全員が仲良しというのは、ほぼありえない話だと考えられます。

とは言いつつ、イコール
「職場の人間関係は悪いモノ」
という理由にはなりませんよね。

それでは、
職場での人間関係で最低限、心しておけなければならないならない事とは何なのでしょうか?

人間関係で最低限心しておくこと

人間は、『感情の動物』です。

悪く言ってしまえば、偏見に満ち、自尊心を持ち、見栄を張って行動する人がいます。

社会は、この様な様々な人たちの集まりです。
現在は、コロナ禍で、在宅勤務の方もいますが、人は、社会の中において、人と接触せずには暮らせない生き物です。

ですから、職場で仕事をやっていく上において、人間関係は大切になります。

そこで、
仕事関係で最低限、心しておかなければならないのは、

「敵」を作らない!

ということです。

人間関係を悪くする3つの【原因】

先ほども書きましたが、人間は、「感情の動物」です。

相手のことを悪く

批評したり、

非難したり、

小言を言ったり

する3つことを止めることです。

なぜなら、

人によっては、偏見に満ち、自尊心を持ち、見栄を張って行動する人は、極めて危険だからです。

悪い批評を受けた相手は、防御態勢に入り、なんとか自分を正当化しようとすることもありますし、自尊心を傷つけた相手に対しては、反抗的な態度に出ることもあります。

人を非難することは、天に向かって、つばをするようなものです。
なので、必ずや我が身に返ってくると思いましょう。

他人を「非難すること」「あら探しをすること」は、
職場においては、なんの役にも立たない、人間関係を悪くする原因です。

職場には様々な考えを持った人がいるのは、事実です。
その職場で、すべての人とうまくやれとは言えませんが、
最小限のこと、つまり、「敵」を作らないことを心掛けましょう。

ギリシアの哲学者であり、数学者であったピタゴラスは、

「怒りは常に愚行に始まり後悔に終わる」

という教えを残しています。意味するところは、

「怒り」は、瞬間的に頭にきて、抑えられず、冷静に考えられなくなって、無謀な行動をしたり、爆発して(キレて)しまうこともある。そして、最後は、後悔してしまうことになる
ということです。

人間関係を良くする2つの【解決策】

人間関係を悪くする原因がわかったところで、次に大切なことは解決策です!

解決策として、2つ

①人を非難しない
②人を褒める

を説明します。

人を非難しない!

人生経験も豊かになった人の目からすると、職場でのちょとした人の欠点が目に付くことはあると思います。

そして、ついつい、
「悪いところを直してやろう!」
と思ったりもすることでしょう。

しかし、

その行動は、控えておいた方が賢明な場合があります。

人の欠点を直してやろうという気持ちは立派ですし、
人として素晴らしいことだと思います。

しかし、

自分ではちょっとした注意程度のことが、
相手は、「非難された!」
と思ってしまうこともあるということです。

ですから、その前に、
「自分の欠点を改める」ことに専念すべきなのです。

どういうことかと言いますと、
人を非難する前に、

寛大な心と好意を持って、「相手を理解」するように努める

ということです。

そして、

「他人の立場」を理解することです。
自分の立場と同時に、他人の立場からも、物事を見てみることが必要です。

なぜなら、

相手は、何でそうしたのだろうか?

と、相手の立場に立って考えると、
相手の良いところも見えてくることがあるからです。

相手の良いところに気付くことができれば、心を込めて褒めたり、
自分がお世話になっていれば、感謝のことばを心を込めて言うことができる様になります。

人の長所を伸ばすコツは、
「褒めること」及び「励ますこと」であると言われていますから。

なお、フランス人のラ・ロシュフーコオは、

「私たちは他人を品定めするのが好きだが、自分を品定めされるのを好まない」

と言っています。

以上のように、
人を非難したり、人の欠点を直してやろうなどと思わないようにしましょう。

なお、「対人関係」に関する記事も書いていますので、どうぞご参考にしてください。
『対人関係で嫌われる要因をチェックしてみたら・・・』

人を褒める!

ほとんどの人は、主に自分のことを考えて暮らしていると思います。

元来、人間には、

他人からは、一目置かれた人物になっていたい

という欲求があるようです。

それゆえに、人は、
他人に褒められたり、認められたりすることを心から願っていると思って良いでしょう。

ですから、
他人の長所を見つけて「心から褒める」ことは大切です。

そして、
日頃から他人を褒めたたえることができるように、自分自身を変えていくことが必要です。

なお、あなたに部下がいる場合は、部下の長所を褒めて伸ばし、励ますことをしましょう。

なぜなら、

下手な叱り方をすると、部下は向上心を無くしてしまう恐れがありますから。

連合艦隊司令長官であった山本五十六元帥の有名な言葉に、

「やってみて、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

という教えがあります。

つまり、

人を動かすには、自分からやって見せて、相手に行動させて、真心を込めて褒めてやらないといけないと言うわけです。

私の経験で、
上司からの優しい褒めことばは、いつまでも記憶に残り、心の糧となりました。

職場では、人を批判したり、非難したり、小言を言ったりしないで、
相手の長所を褒めることを心がけましょう。

相手の不平を言う前に自らが動き
相手に対して、心を込めて褒めたり
自分がお世話になっていれば、感謝のことばを心を込めて言うようにしましょう。

ただし、

あくまでも人を褒めるには、「悪意」があってはいけません!

なぜなら、ことわざに、

「誉める人には油断するな」

という教えがある様に、相手はすぐに見破って
「口先だけだ、下心がある、腹黒い、油断できない、薄っぺらな人間だ」と軽蔑されることになってしまう恐れがあるからです。

なお、「仕事を一生懸命」することについても記事を書いていますので、どうぞご参考にしてください。
『仕事を一生懸命するってどういうこと?【意味・考え方・取り組み方】』

まとめ

今回は、

『職場で人間関係が悪くなる理由!【3つの原因と2つの解決策】】』

と題しまして、

①人間関係で最低限心しておくこと
②人間関係を悪くする原因
③人間関係を良くする2つの解決策

の順番で書いてみました。

①人間関係で最低限心しておくことでは、

人間は、『感情の動物』であり、偏見に満ち、自尊心を持ち、見栄を張って行動する人がいます。

仕事関係で最低限、心しておかなければならないのは、

「敵」を作らない!

ということだと説明しました。

②人間関係を悪くする3つの原因では、

相手のことを悪く批評したり、非難したり、小言を言ったりする3つことを止めること

だと言いました。

他人を「非難すること」「あら探しをすること」は、
職場においては、なんの役にも立たない、人間関係を悪くする原因であり、人を非難することは、天に向かって、つばをするようなものなので、必ずや我が身に返ってくると思っておこうと説明しました。

③人間関係を良くする2つの解決策では、

「自分の欠点を改める」ことに専念し、
寛大な心と好意を持って、「相手を理解」するように努めることが必要であり、

相手の立場に立って考えると、
相手の良いところも見えてくることがあると説明しました。

そして、人間関係を良くするための解決策は、

・人を非難しないこと
・人を褒めること

であり、人を褒める際には、悪意があってはいけないと説明しました。

なお、「対人関係」に関する記事は、こちらをご参考に。
『対人関係で嫌われる要因をチェックしてみたら・・・』

また、「仕事を一生懸命」することについては、どうぞこちらをご参考にしてください。
『仕事を一生懸命するってどういうこと?【意味・考え方・取り組み方】』

最後まで読んで頂きありがとうございます

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