「仕事」は、生きていくために必要なことであることは誰でも知っています。
そして、真面目な人ほど真剣に仕事に取り組んでいることでしょう。
確かに「仕事」は、
自分を高めようとする意志を持って、
精一杯働いて与えられた物事をやり抜くことで、充実感を味わうことができるものです。
とは言っても、
仕事に一生懸命な人って、何かメリットあるの?
なんだか、自分だけ一生懸命に仕事していてソンだと思う
という疑問や思うところもあると思います。
私は、元陸上自衛官ですが、
災害派遣や多くの訓練を通じて、たくさんの人との繋がりや何らかの関わりを持って生きてきました。
そのおかげで、今でもたくさんの方々と繋がりを持たせて頂いていますし、何より人生に後悔をしていません。
あなたのたった1度の人生を後悔して欲しくないので、何らかのお力になれればと、あなたの疑問を悩みを解消します。
そこで、
その経験と偉人の言葉やことわざを拝借して説明しますね。
仕事を一生懸命するってどういうこと?
まず初めに、
「仕事を一生懸命するってどういうこと?」
という疑問について、
② 一生懸命の考え方
③ 仕事に対する取り組み方
の順番で説明します。
① 一生懸命の意味
「一生懸命」と、「一所懸命」は同じ意味で使用されています。
どちらを使用しても正しいですが、
現代では「一生懸命」と使用されるのが一般的とのことです。
ちなみに、
「一所懸命」(いっしょけんけい)は、
その昔、武士がたまわった『一か所』の領地を命がけで守り、それを生活の頼りにして生きたことに由来したことばです。
この一所懸命が、
「物事を命がけでやる」という意味に転じて、「一生懸命」(いっしょうけんめい)とも書かれるようになったそうです。
② 一生懸命の考え方
それでは、「一生懸命の考え方」について、話を進めますね。
「一生懸命な人って、メリットあるの?真面目と言われるだけでは?」
「なんだか、自分だけ一生懸命に仕事していて、損な性格だと思う」
という疑問や思うとことがある方に言いたいのは、
仕事を一生懸命することに、
「損」はありませんし、「メリット」もあります。
「あれ?一生懸命に仕事するのは無駄なのでは?」
と思った方もいるかもしれませんが、
なぜなら、
若い人は、働くことによって、
からです。さらに、
日常起こる様々のできごとを巧みに処理するコツを身につけることができる様になる
からです。
だからこそ、
その後の人生が何倍も楽しく過ごせる様になるのです。
なお、部下のいる人へのアドバイスです。
自分なりに一生懸命やることは良いことですが、企業にとっては人材の育成も重要なので、「部下の育成」も念頭におくことが大事です。
何でもかんでも自分でやろうとしないで、
部下に「機会と責任」を与える心掛けも忘れない様にしましょう。
人を動かすのは、人間の器量ですからね。
例えば、
歴史の英雄、武田信玄の座右の銘と言われる
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
という言葉は有名です。
この言葉だけで信玄は、“会社経営”をする上で、人材育成をどれだけ重視していたことがうかがえますね。
ここで、
『人望』を得たいと思われた方は、こちらをどうぞ参考にしてください。
⇒『人望を得る3つの方法と人望力の条件!【後悔しない人生を送るために】』
さて、正直なところ、
仕事には、必ず困難が伴うものです。
人生には、楽な道などない!
と思いますよ。
困難に出会ったら、
「また一つ成長できるチャンスができた!」
と心得て、自ら積極的に困難に立ち向かう様にしましょう。
結果を恐れて、
困難から逃れようと背を向けないでください。
「困難を克服してやろう!」
と挑戦し、日々一生懸命に努力を重ねることで次のステップが楽しくなります。
人間は、いろいろなことを考え、行動する際にも、幅がある、奥が深く、柔軟性のある考え方ができる動物です。
一生懸命にも、「やり方」はいろいろあるのです。
ただし、無理は禁物です!
人間が生きていく上には、
休息が必要なこと、
余暇が必要なこと、
気分転換も必要なこと
を忘れ無いでください。
イギリスの劇作家であるシェイクスピアの言葉に、
「けわしい丘に登るためには、最初はゆっくり歩くことが必要である」
という教えがあることを覚えておきましょう。
それから、
自分へのご褒美も大切なことですよ。
私は、「いつもより、頑張ったな!」
と思える時は、時計を自分へのご褒美にしています。
ぜんぜん高価では無くても良いと思います。
ちょっとした気分転換に時計を変えてみるのはいかがでしょうか?
③ 仕事に対する取り組み方
仕事に取り組むには、次の10項目をチェックしましょう。
✅仕事は「情熱」を持って取り組む
✅目標は少し高めに自ら設定する
✅日標を達成するためには、必要な努力を惜しまない
✅優先順位を設定して、納期や約束を守る
✅情報の共有や意思疎通を図る
✅良好な職務環境作りに尽力する
✅向上心を忘れない
✅社会や経済情勢を把握し、時代のニーズへの対応を感じる
✅柔軟な思考で、新しいものへのチャレンジを惜しまない
「えっ、こんなにあるの!?ムリだ~」
と思われるかもしれませんね。
「見返りを求めるな!」
見返りを求めて何かをやろうと思った時は、見返りが無かった時には、
せっかくやってあげたのに
まとめ
今回は、
『【真面目な人へ】仕事を一生懸命するのは無駄?後悔しない生き方】』
と題しまして、仕事をする上で、
「一生懸命な人って、メリットあるの?真面目と言われるだけでは?」
「なんだか、自分だけ一生懸命に仕事していて、損な性格だと思う」
という疑問や思うとことがある方に向けて書きました。
①一生懸命の意味では、
武士がたまわった『一か所』の領地を命がけで守り、それを生活の頼りにして生きたということばが「物事を命がけでやる」という意味に転じて、
「一生懸命」と書かれるようになり、
「一所懸命」より、現代では「一生懸命」と使用されるのが一般的になったと説明しました。
②一生懸命の考え方では、
「一生懸命な人って、メリットあるの?真面目と言われるだけでは?」
「なんだか、自分だけ一生懸命に仕事していて、損な性格だと思う」
という疑問や思いに対する結論として、
仕事を一生懸命することに「損」はないこと、「メリット」があることを説明しました。
③仕事に対する一生懸命な取り組み方では、
仕事に対して、一生懸命に取り組む際の10項目を記載しました。
以上、仕事などに対して、一生懸命にやることへの疑問や思いがある方が読んで頂けたことで、何らかのお力になれば嬉しい限りです。
最後まで読んで頂きありがとうございました