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【自衛官の年収】階級ごとに解かる<超簡単な計算>の方法!

自衛官の年収は、階級や勤務期間などに応じて一人一人違います。

そこで、

「この階級の場合、年収はいくらもらえるのか?」

「月給がこれだけの場合、年収はいくらになるのか?」

などと考えているあなたの疑問を陸上自衛隊OBの私が解消します。

今回は、超簡単な

『自衛官の年収の計算方法』

を、ズバッと、説明しますね。

【自衛官の年収】階級ごとに解かる<超簡単な計算>の方法!

自衛隊では、
昇給は年1回、賞与は年2回です。

その他にも
住居手当、扶養手当、地域手当などの諸手当があります。

さらに、
陸海空自衛隊では、
個別の手当が存在しており、陸自の車を運転する際の操縦手当はありませんが、海自の航海手当や空自の航空手当などはあります。

しかしながら、
年収を計算する上で、これら、
1つ1つを本俸に加えますと、たいへん複雑になってしまいます。

ですので、
超簡単にできる年収の求め方を説明します。ざっくりとですが、その階級の年収がわかります。
なお、本ページはプロモーションが含まれています。

超簡単な年収の計算方法

1年は12カ月ですから、単純に、
「給料」に「12」を掛ければ良いわけです。ここまでは、当たり前ですね。

しかし、賞与、つまり、ボーナスもありますから、「4.45」カ月分を加える必要がありますね。

12+4.45=16.45
となります。

ですから、

「給料」✕ 16.45

で、ざっくりとですが、超簡単に年収を求めることができます。

なお、
自衛隊の給料・ボーナスについても記事を投稿していますので、どうぞご参考にしてください。
『【2021年】自衛隊の給料・ボーナスはどれくらいもらえるのか?』

階級ごとの給料表

「階級」に応じた給料の表を作ってみました。

「給料(月)」の欄で、「~」となっているのは、「号俸」といって、同じ階級でも年数や成績によって変わるからです。

なお、
「給料(月)」の左側の数値は、
「1選抜」と言って普通の隊員よりも早く階級が上がっている方になりますので、通常は、5年から7年くらい経過したと考えて、中間値で計算するのが良いです。

階級が「2曹」の計算例

階級が「2曹」の中間値は、
301,000円ですね。

「給料」✕ 16.45

で計算しますと、4,951,450円となります。

独身者であれば、500万円くらいであることがわかりますね。

ここで、
既婚者であり、16歳の子供が一人いるとすれば、扶養手当が加算されますよ。

つまり、

・配偶者、6,500円
・16歳の子供、15,000円

21,500円が加算されますので給料は、

301,000円 + 21,500円 =
322,500円

となります。
この値に16.45を掛けてみます。

322,500円 ✕ 16.45

すると、5,305,125円となり、
530万円くらいの年収だとわかりますね。

階級が「3佐」の計算例

階級が「3佐」の中間値は、
400,500円ですね。

「給料」✕ 16.45

で計算しますと、6,588,225円となります。

独身者であれば、660万円くらいであることがわかりますね。

階級が「佐官」ともなれば、ほとんどの方は結婚され子供も2人くらいはいると思われます。

すると、扶養手当は、

・配偶者、6,500円
・16歳未満の子供、10,000円
・16歳の子供、15,000円

ですから、
合計31,500円を加算しますと、

給料は、
400,500円 + 31,500円 
431,500円
となります。
この値に16.45を掛けてみます。

431,500円 ✕ 16.45

すると、7,098,175円となり、
700万円以上の年収だとわかりますね。

なお、
実際には、扶養手当以外の各種手当が加算されますので、年収の額はもっと多くなります!

まとめ

今回は、

『【自衛官の年収】階級ごとに解かる<超簡単な計算>の方法!』

と題しまして、

「この階級の場合、年収はいくらもらえるのか?」

「月給がこれだけの場合、年収はいくらになるのか?」

などと考えているあなたの疑問に答えました。

年収を求める<超簡単な計算>の仕方は、

「給料」✕ 16.45

で、ざっくり求めることができます。

具体例では、
その階級で5年以上経過したしていることを考慮して、

「2曹」と「3佐」

の場合の年収を計算をしてみました。

階級が「2曹」の場合で、
独身者であれば、500万円くらいでした。

配偶者と、16歳の子供が一人いる場合は、530万円くらいの年収だとわかりました。

また、階級が「3佐」の場合で、
独身者であれば、660万円くらいでした。

配偶者と、子供も2人で計算して、700万円以上の年収だとわかりました。

実際には、扶養手当以外の各種手当が加算されますので、正直なところ、今回の計算例より多くなるのが普通です。

最後まで読んで頂きありがとうございました

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