こんにちは、ジン坊です。
自衛官のほとんどは、54~57歳で定年となります。
つまり、60歳を待たずに定年がやってきますよ。
そこで、
自衛隊を退官したあとのためには、どんなことをやっておけば良いのかな?
65歳以降は、年金だけで生活できるだろうか?
準備しておくことはあるのかな?
などと将来に対して、仕事、お金、老後など何らかの不安や心配があると思います。
「現役自衛官の時にやっておけば良かった!」
と後悔しないために、
定年退官前にやっておくべき2つを陸上自衛隊OBの私が実経験も含めて説明し、将来の不安や心配、悩みを解消します。
出来ましたら、おひとりでは無く、ご家族で話し合って準備を始めてくださいね。
定年後の不安や心配を安心に!やっておくべき2つのこと
定年退官後のことを考えて特に重要なのは、
「ライフプランの作成」
「体調管理」
です。
「なんだ、当たり前の事じゃないか!」
と思われるかもしれませんが、その当たり前のことをあなたはできていますか?
正直なところ、できていない人がいますし、後回しにしている人もいます。
退官後に後悔しないためにも、今から準備を始めてくださいね。
1つ目!「ライフプランの作成」
ライフプランとは?
ライフプランとは、生涯の生活設計のことであり、人生の計画そのものです。
「将来はこうなりたい!」
というような、個人または家族の将来の夢や希望の計画です。もう少し具体的にしますと、
「あと〇年後には家を買いたい」
「子どもには大学まで行かせたい」
「年に2回は妻と旅行に行きたい」
といった将来に向けた生活プランの事です。
ちなみに、
「退官後はのんびりしたい」
というのは具体的ではありません。
そのために、今のうちからやっておきたいのが、「ライフプラン作り」です。
「ライフプラン作り」とは?
先ほど、
「将来はこうなりたい!」
というような具体的な生活プランの例をあげましたが、お金の必要なタイミングやその金額を把握せずにどんどんお金を使ってしまっては、いざ必要という時に
「あれ、お金が足りない!」
という事態になるかもしれません。
そのために、
ライフプランを作り、
将来のお金について見通しを立てる
ことは、とても重要なのです。
しかしながら、実際にライフプランを立てている人は、民間でも50%にも及ば無いことを自衛隊退官前の教育である【業務管理教育】で教えて教えてもらいました。
現状を把握し、将来の家計の推移を見積り、問題点があれば対策したり改善を図ることにより、夢を叶えることができます。
さらに、
万が一に備えるための保険についても、過不足の無い適切な生命保険に見直すことで不安を軽減するとともに家計の節約を図ることもできます。
ライフプラン作りをより具体化させるためには、シュミレーションをするのが一番理解しやすいと思いますのでやってみましょう。
「シュミレーション」をやってみる!
それでは、
簡単なライフプランのシュミレーションをやってみましょう。
「ライフプランシミュレーション」とググってみてください。
すると、
お国が進めている金融庁の案内が出てきます。
「ライフプランシミュレーション : 金融庁」
をクリックしてしますと、次の画像となります。
下の方にスクロールして、
「上記の内容に同意の上、ライフプランシミュレーションを始める」をクリックしましょう。
では、一例ですが、
年収600万、
配偶者は専業主婦、
子供2人、
月の生活費20万、
家に10万、
貯蓄200万
でシュミレーションしてみましょう。
すると、
結果は60歳以降も貯蓄残高が余り減ることもなく、老後は安泰!となります。
「やったー!
それなら何の心配も無い!安心!!」
さてさて、
本当にこれで安心して良いのでしょうか?
図をよく見ると65歳以降も年収が400万円くらいあり、収入と支出が同じくらいになっています。
仮に年金が月平均受給額の22万であり、税金を引いて手取り17万とすれば、月の生活費20万ですから1年で考えると12ケ月分を掛けて、
収入204万円、支出240万円となり、36万円のマイナスとなるはずです。
それが毎年、毎年!
さらに、介護のために保険の見直し、車の買い替え、冠婚葬祭費などなど支出は増えるはずですが、それらは一切考慮されていません。
また、自衛官の方は55歳前後が定年退官し、次の就職先では月収がほぼ3分の1くらいになる様ですから。(私もそうでしたし、先輩方々からもそう耳にしています。)
シュミレーションして安心された方、すみませんでした。
でも実は、このように簡単なシュミレーションをして安心している方が少なく無いのです。(現実をもっとしっかりと見つめなくてはいけないのに。)
なかなか細かいイベントまでは入力するのは難しいですが、比較的簡単で私のおすすめはこちらです。
自分で作れるエクセル・ライフプラン表
https://www.excelcf.net/
URLも書いておきます。
無料ですので、一度やってみてください。
なぜ、シュミレーションするのか?
さて、
「なぜ、シュミレーショションするのでしょうか?」
それは、老後生き抜くために現実を把握するためです!
令和の現代、「人生100年時代」と言われています。
自衛官は定年退官が55歳前後ですから退官後45年も生きるわけです。(実際は平均寿命が男性81歳、女性89歳ですので約30年くらいでしょうか!)
そして自衛官は、定年退官する55歳前後で再就職先を探すことになります。
年金を全額もらえるのは65歳(昭和36年生まれ以降の方)からですから約10年間以上は何らかの仕事に就くわけです。
さらには、
「年金受給額も年々少なくなっていること」や年金受給年齢も65歳から「67、68歳に引き上げされるかもしれないこと」も考慮すべきです。
2019年には、「老後2000万円問題」も話題となりましたね。
シュミレーションをして、本当に「老後に十分な貯蓄があって問題なく生活できる!」という方は安心して大丈夫でしょうが、多くの方は貯蓄に不安を覚えると思います。
そのために、
定年5年前から受けることができる業務管理教育でも教育されている【資産運用】することが大切です。
貯蓄だけより、よほど老後の不安や心配を安心に変えてくれます。
なお、
大事な「ライフプラン」については、こちらもご参考にしてください。
⇒『自衛官のライフスタイル全体像! 自衛隊OBが将来プランを解説』
2つ目!「体調管理」
本当にあった話をします。
私と同じ時期に定年退官し、仕事も順調にしていた友人のS氏でしたが、
退官して2年後に倒れました。
「くも膜下出血」でした。
くも膜下出血は、発症すると
死亡率が約50%と非常に高く、処置が遅れると再出血の危険性もあり、また後遺障害などのリスクもある、とても怖い病気です。
友人のS氏は、ヘビースモーカーで、食事はあまりとらずアルコールは大好きという人物でした。
入院中に2度の手術を受けて、なんとか意識を取り戻しました。
リハビリテーションも行いましたが、詳しい内容は控えさせて頂きますが、記憶のほとんどは戻らず、以前の様に働くことはできなくなりました。
つまり、収入が無い訳です。
今回の例の「くも膜下出血」は、年代によって男女差がみられ、40歳代、50歳代では男性に多く、60歳以降は女性に多くなる傾向がある怖い病気です。
中年期以降は、誰にでも起こりうる病気らしく、それだけに、できるだけ発症しないように、日ごろからリスクを下げるための予防が大切だと思い、体調管理について書くことにしました。
それでは、「くも膜下出血」も含めてお医者さんが言っていることですが、以下のことに気を配ってください。
血圧をコントロールする
高血圧の人は日ごろから血圧に注意し、特に大きな変化(乱高下など)があったらすぐに受診する!
急に運動することをやめると、血流も悪くなります。
ですから、
毎日とは言いませんが、適度の運動は必要です。
ジョギングや散歩をすることは良いことですから、ぜひやりましょう。
また、自宅でも軽易にできる健康器具を準備しておくと、テレビを見ながらでも筋肉を刺激できますからね。
特に、ぶら下がるだけで全身にアプローチができる「ぶら下がり健康器」はおすすめです。
⇒「ぶら下がり健康器」ぶら下がるだけで背中、腹筋、腕、胸にアプローチ
食事に気をつける
「食事」には、気をつけましょう。
塩蔵品や漬物、味噌汁などをとりすぎないようにすることが大切です。
野菜に含まれるカリウムは塩分の排出を促すので、野菜を多めにとりましょう。
そして、
アルコールの飲みすぎは、病気リスクの一つなので控えめにしましょう。
また、50台ともなるとどうしても体力の衰えは否めません。日々、自分の身体を労わってあげることも重要な気遣いとなります。
そこで、
「ちょと疲れているな」
「早く疲労回復したいな」
と健康や美容の悩みがありましたら、 養蜂家の観点から生産から製造までこだわり抜いたカプセル状で飲みやすいローヤルゼリーがおすすめです。
禁煙を心掛ける
タバコをやめると、病気リスクは低下し、やがて非喫煙者と同じレベルになります。
禁煙による予防効果は明確なので、とくに高血圧の人や家族に脳卒中の人がいる場合には「禁煙」を心掛けましょう。
前兆を見逃さない
兆候はあるものです。
ですから、
血圧の乱高下のほか、突然の頭痛、頭のモヤモヤ感、目の痛みなどの前兆があったら、必ず受診するようにしましょう。
該当することがありましたら、即、行動に移してください。
我慢は、禁物です!
前文でも書きましたが、約10年間以上は何らかの仕事に就くわけですから、体調管理には十分すぎるほど気を配ってくださいね。
「ちょと疲れているな」
と思うことがありましたら、 カプセル状で飲みやすいローヤルゼリーをどうぞ!
最後に
今回は、
『【自衛官の定年】不安・心配を安心に! 自衛隊OBが語る退官前の2つ』
と題しまして、
「ライフプランの作成」
「体調管理」
について解説しました。
「ライフプランの作成」では、
老後生き抜くために現実を把握するために必要で、多くの方は【資産運用】することが大切であり、老後の不安を安心に変えてほしい旨を書きました。
資産運用についての記事も書いていますので、どうぞご参考にしてください。
⇒『公務員の資産運用について』
「体調管理」では、
くも膜下出血になった私の友人の話を紹介し、日ごろからリスクを下げるため気を配る必要がある内容について書きました。
当たり前と思っていたことかもしれませんが、思っているだけと行動してみることは大きな違いがでます。
さあ、行動しましょう!
いつやりますか?「今でしょう!」(笑)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました