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【日産キックス】売れない理由を克服か?試乗レビュー

【日産キックス】売れない理由を克服か?試乗レビューのタイトル画面

日産のコンパクトSUV車である【キックス】!

コンパクトSUVと言えば、トヨタのC-HR、ホンダのヴェゼル、マツダのCX-3など販売数ランキングでも上位にランクインしている車がある中、日産のキックスは街中でもあまり見かけません。

「なぜ、日産キックスは売れないのか?」

と不思議に思います。
そこで今回は、【日産キックス】の売れない理由、特徴や試乗レビューをしてみます。

『売れない理由』は無くなったのか!?

ディーラーの販売員もお悩みのところですが、「なぜ、日産キックスは売れないのでしょうか?」

そこで、一般の口コミやユーザー意見を調べてみました。
すると過去現在とでは、『売れない理由』が異なることがわかりました。

過去の『売れない理由』

過去の『売れない理由』は、

・グレード展開が少ない
・SUVにも関わらず4WDモデルがない
・価格が高い

という、大きく分けると3つの理由が挙げられていました。

しかしながら、2022年7月にはマイナーチェンジが行われ、4WDの追加、e-POWERの改良、そしてインテリアの質感向上がなされました。

さらに、LEDリヤコンビネーションランプ一体型のバックドアフィニッシャーを採用した「スタイルエディション」の追加もあり、ますます魅力的になったのです。

それでは、『売れない理由』は無くなったのでしょうか?

現在の『売れない理由』

実際に調べてみると2023年のキックスの販売台数は15,778台で、前年比が84.4%と落ち込んでいました。

2022年にマイナーチェンジされたののもかかわらず、2024年現在の『売れない理由』には何かありそうです。

そこで、「新たな市場意見」と「実際に試乗してみた感想」とを合わせてみたいと思います。

①外観、内装が魅力的では無い
②価格が高い
③デザインが良くない

以上、3つの点を述べてみます。

①外観、内装が魅力的では無い

2022年のマイナーチェンジでは、
外観のデザイン変更、内装の質感向上、最新の安全技術の導入など自動車市場のユーザー要望に大幅な改善が見られなかったと言えるでしょう。

そのため、競合他車と比較した際に魅力に欠けると感じられた可能性があります。

②価格が高い

過去の『売れない理由』にも挙げられていましたが、コンパクトSUV市場は、価格が購入意思決定に大きく影響します。

にもかかわらず、トヨタやホンダ、マツダと同等の性能を提示したところで価格が高ければ優位性がありません。

日産キックスの価格は、
グレードXで、308.3万円~であり、
4WDのFOURでは、352万円~となっています。

今の価格帯で売上向上させるには、もっと多くの機能(特に安全機能)、より高い燃費効率やブランド価値の提供などが必要になると思われます。

③デザインが良くない

日産キックスの外観は、他の競合車種と比べて、特に優れているとか目立っているという特徴があるわけではありません。

また、内装においても、デザインや質感が特別ということも無くシンプルです。

「デザインが良くない!」

というと大変失礼な言い方になりますが、売上向上を目指すなら斬新的で個性があるデザインが求められていると言わざるを得ないでしょう。

キックスに試乗してみた感想

ここまでは日産キックスが『売れない理由』を述べてみました。

しかし、実際に日産キックスに試乗してみると

「なかなか良い車かも!」

と思えましたし、売れない理由があれ、購入している方もいるわけです。

そこで、試乗してみて「良いと思った3つの点」を紹介します。

①快適な乗り心地
②広く使い勝手が良い室内空間
③静かな車内環境

①快適な乗り心地

私は、日産のラルゴやセレナをこよなく愛して、現在はオーラに乗っています。

日産オーラの座席は低いですから、キックスは乗り降りがとても楽であり、乗り心地も良いと思いました。
乗り降りが楽なのはSUVの特徴ですが、若い世代だけでなく中高年者に喜ばれます。

街乗りから長距離ドライブまで、ドライバーだけでなく同乗するご家族なども満足することでしょう。

運転もしやすいと思いました。
ただ、ルームミラーがインテリジェントミラーではないこと、ドアミラー付近の死角が広いことは気になりましたが・・・

②広く使い勝手が良い室内空間

日産キックスは、コンパクトSUVでありながら、効率的な室内設計により、広々とした居住空間を感じられます。

キックスは、全長約4.3メートル、全幅約1.8メートルですが、前席は当然余裕がありますし、後席のレッグルームも十分に確保されており、大人が5人で乗車しても快適にドライブを楽しめます。

さらに、後部の荷室においては、他の競合車種と比べても十分な広さがあり、買い物からアウトドアまで幅広い活動に対応可能だと感じました。

③静かな車内環境

日産オーラと同様に、キックスには遮音材や吸音材が豊富に使用されています。

さらに、特殊なガラスやドアのシーリング技術の採用により、エンジン音や走行時の騒音を効果的に遮断してくれます。

たとえ長時間の運転でも疲れにくい静かな車内空間は、ドライバーには理想的でありがたい環境となり得ると感じました。

まとめ

今回は、
『【日産キックス】売れない理由を克服か?試乗レビュー』と題しまして、

「なぜ、日産キックスは売れないのか?」

と不思議に思いましたので、売れない理由、特徴や試乗レビューをしてみました。

調べてみると、過去と現在とでは『売れない理由』が異なる様でした。

でも、2022年にマイナーチェンジされたののもかかわらず、2024年現在の『売れない理由』には何かありそうです。

そこで、新たな市場意見と実際に試乗してみた感想とを合わせた、

①外観、内装が魅力的では無い
②価格が高い
③デザインが良くない

という結論を説明しました。

しかし、日産キックスに試乗してみると

「なかなか良い車かも!」

と思えましたし、売れない理由があれ、購入している方もいるわけです。

そこで、試乗してみて「良いと思った3つの点」

①快適な乗り心地
②広く使い勝手が良い室内空間
③静かな車内環境

を紹介しました。

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