日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人は、全員が国民年金に加入する必要があり、年金加入者は全員『年金手帳』を持っていることになっています。
しかしながら、
「年金手帳を見たことがない!」
「あれ!いつ年金手帳ってもらったかな?」
という自衛官の方は少なくない様です。
そこで、自衛官の『年金手帳』は、どうなっているのかを説明しますね。
自衛官の『年金手帳』について
結論ですが、自衛官は『年金手帳』持っていません。
自衛官が年金手帳を持っていないのは、
以前は『年金手帳』が発行されない「共済年金」に加入していたからです。
つまり、国家公務員や地方公務員、私立学校教職員の方は『年金手帳』を持っていません。
ですから、
特別国家公務員である自衛官は『年金手帳』持っていない!ということになります。
なお、共済年金は平成27年10月以降、「厚生年金」に一元化されましたが、それ以降も公務員に年金手帳が発行されることはありませんでした。
そして、共済組合に加入していた方には、新たに「基礎年金番号」が付与されました。
『年金手帳』は廃止になりました!
令和4年(2022年)3月31日をもって、『年金手帳』は廃止されています。
令和4年4月1日以降、
新たに年金制度に加入する方や年金手帳の紛失等により再発行を希望する方には、これまでの年金手帳に代わり『基礎年金番号通知書』が発行されるようになりました。