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【クイックスタート】iPhoneをかざすだけのデータ移行

※画像引用先:Apple

とにかく、一番簡単な方法でデータ移行をやりたい!

バックアップには時間がかかるので、
バックアップなしでデータを移行したい!

と考えている方に向けて、おすすめの方法を紹介します。

結論は、『クイックスタート』です。

iPhoneを機種変更する場合に、パソコンやiCloudは必要ないうえに、バックアップをしなくてもiPhoneをかざすだけで古いiPhoneから新しいiPhoneへデータ移行できます。

初めての方でも、超簡単にデータ移行を新しいiPhoneに済ませる事ができます。

「クイックスタート」によるデータ移行

iPhone同士でケーブルを使用すること無く、ワイヤレスでデータを転送するやり方が「クイックスタート」です。

そもそも、
AndroidからiPhoneに機種変更する場合には、クイックスタートは利用できません。

実は、クイックスタートでのデータ移行には、
「旧iPhoneから新iPhoneに直接データを転送する方法」「iCloud上のバックアップデータをダウンロードする方法」の2つがあります。

今回の「iPhoneに直接データを転送する方法」は、パソコンから取り込んだ楽曲データなども転送できますから便利ですね。

いよいよ、新旧2台のiPhoneを近づけるだけ、まさに、かざすだけで新しいiPhoneへデータを直接転送できる方法を説明します。

クイックスタートの事前準備

まず、新しいiPhoneの電源を入れる前に、やっておくコトは以下のとおりです。

①Apple IDとパスコードを控えておく
②新旧両端末ともWi-Fi接続できることを確認
③旧端末のBluetoothをオンにする
④最新版のiOSにアップデートする
⑤旧端末より新端末の容量が大であることを確認
⑥LINEの移行準備をする

ここで、
①から③は特に、問題ないでしょう。

なお、「クイックスタート」は、
iOSのバージョンが「12.4以降」である必要があります。

最新版のiOSにアップデート

④のiOSのバージョンを最新版にするには、

「設定」>
「一般」>
「ソフトウェア・アップデート」

で確認し、アップデートしておきましょう。

旧端末より新端末の容量が大

⑤の旧端末より新端末の容量が大であることを確認は、当然、新端末のストレージ容量が旧端末より小さい場合は、写真や動画などのデータを削除する必要があります。

古いiPhoneのデータ容量を確認するには、

「設定」>
「一般」>
「iPhoneストレージ」の順にタップ

上部の「使用済み:○○GB」を確認しましょう。

LINEの移行準備

そして、注意が必要なのが
⑥のLINEの移行準備です。

そして、大切なのは、

「トークのバックアップ」「アカウントを引き継ぐ」をオンにしておくことです。

トーク履歴のバックアップ方法は、

①LINEアプリの「ホーム」>「設定」の順にタップ
②「トーク」>「トークのバックアップ」の順にタップ
③「今すぐバックアップ」をタップ

です。

そして、アカウントの確認方法は、

①LINEアプリの「ホーム」>「設定」の順にタップ
②「アカウント」をタップ
③電話番号とメールアドレス・パスワードを確認

登録しているメールアドレスとパスワードが、最新になっていることを確認しておきましょう。

以上の2つのことを忘れた場合は、

トーク履歴、友だちリストやグループ、プロフィール情報、タイムラインの内容、LINE Pay残高などのデータを新しいiPhoneに引き継げませんから注意してください。

クレジットカード情報の登録

なお、Apple Payに登録しているクレジットカード情報は、AppleIDを新しいiPhoneに入力すれば自動で引き継ぎされます。

ただし、Suicaだけは個別に設定が必要となります

Suicaの引き継ぎ手順は、

①古いiPhoneでWalletアプリを開く
②Suicaを選び「このカードを削除」をタップ
③新しいiPhoneでWalletアプリを開いてSuicaを再登録

です。

iPhoneをかざしてデータ移行開始

いよいよ「クイックスタート」でデータを移行しますね。

流れは、次のとおりです。

旧端末の電源は入った状態であることを確認し、2台とも電源ケーブルを接続しましょう。

①新端末の電源を入れる
②「こんにちは」を上にスワイプ
③2台の端末を近づける
④新端末の画面に表示される青いイメージを旧端末のカメラで読む
⑤新端末に旧端末の時のパスコードを入力
⑥新端末でFace IDまたはTouch IDを設定
⑦Apple IDのパスワードを入力
⑧「iPhoneから転送」を選択
⑨利用規約に同意し、位置情報サービスをオン
⑩Apple Pay、Apple Watch、Siri、iPhone解析などの設定

設定が終われば、データ転送が開始されます。

データ転送後にやること

交通系ICカード「Suica」や「PASMO」
Apple Payに紐づけている場合は、SuicaまたはPASMOを削除する必要があります。

やり方は、
古いiPhoneの「Wallet」アプリから
右上の「…」でメニューを表示させ、
「このカードを削除」をタップします。

削除しないと、
新しいiPhoneにSuicaやPASMOの残高を移行できません。

なお、クレジットカード情報は、古いiPhoneから削除しなくても大丈夫です。

新しいiPhoneに再びクレジットカード情報を追加することが可能だからです。

ゲームアプリは、データ移行が必要なももあれば、不必要のものもあります。

無料のオンラインゲームは、ゲームメーカーのアカウントを作成・登録が必要なケースが多いですから、データ移行したいアプリは必ず、事前に確認しましょう。

さて、

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その他のデータ転送方法

ちなみに、

iPhoneからiPhoneへ機種変更した場合、データの転送方法には、

『クイックスタート』
『「iCloud」からの転送』
『「iTunes」からの転送』

の3つあります。

今回は、その中のを紹介しました。

しかし、中には、

「慎重派だから、バックアップしてから転送したい」

という方には、②か③がおすすめします。

ちょっと心配になり、
「iCloud」のデータ移行を考えた方は、こちらを参考にしてください。
『「iCloud」からの転送』

まとめ

今回は、

『【クイックスタート】iPhoneをかざすだけのデータ移行』

と題しまして、

「とにかく、一番簡単な方法でデータ移行がやりたい」

「バックアップには時間がかかるので、バックアップなしでデータを移行したい」

と考えている方に向けて、

「クイックスタート」

というやり方を紹介しました。

新しいiPhoneの電源を入れる前に、やっておくコトを復習しましょう。

①Apple IDとパスコードを控えておく
②新旧両端末ともWi-Fi接続できることを確認
③旧端末のBluetoothをオンにする
④最新版のiOSにアップデートする
⑤旧端末より新端末の容量が大であることを確認
⑥LINEの移行準備をする

「クイックスタート」は、
パソコンやiCloudは必要ないうえに、バックアップをしなくてもiPhoneをかざすだけで古いiPhoneから新しいiPhoneへデータ移行できる超簡単な方法でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました

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